三嶺は「みうね」または「さんれい」とも言い、とあるサイトでは四国一美しい山と紹介されています。
三嶺登山口である名頃駐車場の場所は、日本三大秘境のひとつ、祖谷渓(いやけい)の奥に位置し、秘境中の秘境にあります。
そのような秘境の山に登りに行きました。
今回のコースを地図で記すと下記のとおりです。
午前6時にゴールの見ノ越駐車場に到着し、そこに折りたたみ自転車を預けてから名頃駐車場に向かいました。チャリデポ登山です。
暫く登っていると「ダケモミの丘」というポイントに着きました。ダケモミとはウラジロモミのことです。
なお、四国に生息するクマは現在剣山系に数十頭程度で、絶滅が危惧され保護活動が行われているほどですので遭遇率はかなり低そうですが、念のためクマ鈴を装着しました。
本当は、天然記念物となっているエリアを散策したかったのですが、このエリアのコメツツジの紅葉がほぼ終わっていて楽しめそうにありませんでしたので諦めました。
名頃駐車場から1時間車を走らせ「和の宿 ホテル祖谷温泉」に行きました。
www.iyaonsen.co.jp
ケーブルカーで降り、秘境の峡谷を見ながら露天風呂に入れる温泉です。
温泉の温度はぬるめでしかも洗い場がありませんので、露天の湯と峡谷の景色を楽しんだ後はケーブルカーに乗って施設に戻り、内湯で身を清めました。
風呂代は@1700円と少しお高めですが、日本三大秘境に来てケチることもないので峡谷の温泉を楽しみました。ちなみ当ホテルから観光スポットの小便小僧が近いですが、スケジュールの都合で行けませんでした。
今回は三嶺のモルゲンロートが見られず、コメツツジの紅葉もあまり楽しめなかったものの、Tシャツの上に1枚羽織る程度の適温であり、一眼レフが使用できるほど天候にも恵まれ、風も弱く、ずっと登りたかった山でしたので充実した縦走となりました。
最後に秘境の写真で終わりたいと思います。