Blogger004’s blog

山に登って見たこと聞いたこと感じたことなどを中心に。

【北ア 黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳】2020年SWにテン場予約なしで北アに入山するということ Day4

4:40 久しぶりに4時台にキャンプ場を発ちます。今日も星が見えますので、天気は良さそうです。

30分ほど歩くと三俣峠です。ここから巻道で双六小屋に行くか、三俣蓮華岳に登るか考えましたが、ザック内の食糧が軽くなったこともあり、頑張って三俣蓮華岳に登って双六岳に行こうと決めました。
再度急坂を登り三俣蓮華岳到着。山頂からの景色をお楽しみください。

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鷲羽岳水晶岳方面

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薬師岳・雲ノ平

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黒部五郎岳

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双六岳へと続く稜線と笠ヶ岳

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槍方面 本当に海(湾)のようで、左側から汽笛を鳴らして船が入港してくるのが想像できました

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この景色で山頂を離れるのは困難でした

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この景色を背景にしたくて撮ってもらいましたが、こうなりますよね…

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いつまでもここに居るわけにいきません、そろそろ次に行きます

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双六岳へ向かう途中で日の出を迎えました 美しい

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コルである三俣山荘に雲が流れ込んでいます 雲が流れる様子を動画でUPできず残念です

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チングルマが朝陽に照らされてキレイでした

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槍の前で雲が流れ落ちているようです

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滝雲です もはや滝にしか見えません

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6:50 いつもの双六岳山頂からの槍穂の景色ですが、滝雲のおかげで槍穂どころではありませんでした

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参考:いつもの(?)双六岳からの景色(2014年当時)

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双六岳の雰囲気も載せておきます

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でもやっぱり滝雲を載せざるを得ません 滝の音が聞こえるようです 「槍の大滝」といった感じでしょうか

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絶景にみとれ足元が疎かになり、ゴロ岩や浮石に足を取られつつ双六小屋に来ました 7:40(←危険なので足元を見て下りましょう)

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4連休の間、満員御礼で予約不可だった双六小屋テン場

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9時ごろになると、滝の勢いも無くなってきました

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9:30 鏡平山荘着 2名の取材隊が宿泊していたようです

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勾配の登山道は終わりましたが、この長い道のりの林道がツライです

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11:40 わさび平小屋着 往きでは大変お世話になりました

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13:00 やっと登山口である新穂高温泉に到着 でもここからまだ鍋平駐車場への道のりが残っています…

かなり疲れました。ここから重たいザックを背負って鍋平駐車場に行きたくありませんでしたので、あまりやりたくはありませんでしたが、ここでザックをデポして空身で車を取りに行きました(もちろん貴重品は持っていきます)。

そして無事にザックを回収し、3泊4日の登山を終えることができました。

今回の登山を総括しますと、コロナ禍でなくても連休に北アルプスに行く際は、小屋およびテン場予約が必要かどうかを(ヤマケイとかではなく)小屋のHPをみてちゃんと確認しましょう、ということに尽きます。それを怠ると、計画通りの山行ができません。

今回の本来の山行計画は、双六→薬師峠→雲ノ平→槍ケ岳→新穂高温泉下山でしたが、どれも達成できませんでした泣。

これを機に「その日の気分で幕営場所を決める」などという無計画登山スタイルを見直せたらと思います。

幸い、天気も良く風も強くなく、快適なテント生活をおくることができました。そんな好条件にも関わらず、相変わらずテントで寝られない線の細さがザンネンで悔やまれますが、個人的事情はともかく、山行は計画的に。

これにて3泊4日の黒部源流界隈の山行記録を終了します。4回にわたりご覧いただきありがとうございました。