【福島 百名山】西吾妻山登山 デコ平口ピストン 2023年GW
5月4日
グランデコ第2駐車場には1台のクルマが停まっていました。
自分もここから登山を開始する予定でしたが、登山地図でのデコ平口の存在を思い出し、ひとまず行ってみようと思い至りクルマを先に進めます。
6時間10分の山行でしたが、6時間とは思えないほどがっつり感があり、かなり満足度の高い登山となりました(個人の感想です)。
しかし、すれ違った人が計6人ということで、こちらとしては静かな登山ができましたが、ゴールデンウィークの晴れの日の百名山にもかかわらず出会った人が6人ということは、あまり人気がないのでしょうか。
事前リサーチで樹林帯のルートファインディングが難しいという情報は得ておりやや不安でしたが、全くその情報通りでした。なんとか大迷いせずに済んでよかったです。
最後に今回のコースタイムは以下の通りでした。
6:00 デコ平口
↓(30分)
6:30 グランデコスノーリゾート施設
↓(1時間40分)
8:10-8:20 西大巓(にしだいてん)
↓(40分)
9:00 西吾妻山
↓(30分)
9:30-9:50 吾妻神社
↓(1時間50分)
11:40 グランデコスノーリゾート施設
↓(30分)
12:10 デコ平口
計 6時間10分(ヤマレコ標準コースタイムと同じ)
【山形県 出羽三山参拝】羽黒山+月山-湯殿山ピストン_2022年9月28日~29日
百名山ハンターたるもの、月山に登ったことはありますが、パッケージとして出羽三山に参拝したことがなかったので、今回は2日かけて巡礼することにしました。
出羽三山について簡単に紹介しますと、月山(1,984m)を主峰とし、北の羽黒山(414m)、西の湯殿山(1,500m)を総称して「出羽三山」と言います。
三山巡りは「生まれかわりの旅」といわれ、羽黒山は「現世」の、月山は「前世」の、湯殿山は「来世」の、それぞれの幸福を願う旅となります。
巡礼の順番としては、まず現世の羽黒山に行ってから月山→湯殿山になるそうなので、その順番通り参拝してきました。
DAY1 羽黒山
駐車場には16時ごろ到着しました。
日が暮れるまでに参拝して戻ってきたいので急いで出発します。
DAY2 月山八合目~月山~湯殿山ピストン
湯殿山神社は写真撮影禁止ですし、語るなかれ聞くなかれという厳粛な場所ですので、多くを語ることはしませんが、裸足で神社をお参りするというなかなか貴重な経験ができました。
さて、これから月山に戻らなければなりません。
出羽三山参拝はこれにてコンプリートです。
今回は月山8合目から月山まで500m登り、月山から湯殿山神社まで900m下り、月山まで900m登り返し、八合目まで500m下るという、前半が下り基調、後半が登り基調という変則的な登山でした。
後半が登り基調であることは精神的ダメージが大きくかなりきつかったですが、登山と神社参拝の両方を行うことができ、しかも北アルプスの雰囲気を堪能できましたので、なんか得した山行となりました。
今回の山旅を振り返りますと、
前々から思っていることですが、一般的に連日の日帰り登山は連泊縦走登山より辛いと感じます。
でもなぜか達成感は後者のほうが高いのですが。
ということで、2022年の山旅遠征はこれにて終了となります。
下記リンクはご参考まで。
【青森県 二百名山】SEA TO SUMMIT 白神岳1235M
9月最終週は天気予報とのにらめっこで、北アルプスの裏銀座縦走を目論んでいたものの結局晴れが期待できる東北に行くことに。
2022年9月25日午前6時、白神岳登山口に到着しましたが、通行止めの看板がありました。
車を停めて徒歩で先に進むと、崩落していました。
これでは車は通れません。
のっけから焦りました。
白神岳のコースはここ「マテ(蟶)山」以外にも「十二湖コース」がありますが、十二湖コースですとコースタイムで13時間以上かかりますので、さすがに迷いました。
それでも十二湖コースに行くか、岩木山に行くか、いずれにせよ黄金崎不老ふ死温泉は諦めなければなりません。
とりあえず海の方に行ってみたところ、小さな漁港に駐車スペースがあり、釣り人の車が数台停まっていました。
マテ山コース登山が決定しました。ここに車を停めさせてもらい7:00登山開始です。
計6時間10分の登山でした。
終始クモの巣に悩まされての登山でしたが、世界遺産を感じられる魅力的な山でした。
さて、このエリアで汗を流すと言えばガイドブックに掲載されている(はずの)黄金崎不老ふ死温泉に行くしかありません。
車で20分ほどで温泉地に到着。
まずは内風呂で身を清めますが、内風呂からでも前日の荒天の影響からか、ややしけ気味の日本海を見下ろすことができました。
でもせっかくなのでいったん服を着てから、海辺の露天風呂に行きました。
赤褐色の温泉に浸かりながら、海を見て、波の音を聞く、入浴料600円でなんとも贅沢でした(写真がないのでせめて公式HPをリンクします)。
翌日は岩木山に登る予定なので、麓のキャンプ場を宿にしました。
キャンプ地は「青森のふもとっぱら」と評される青少年スポーツセンター。
嶽温泉と同じ泉質の温泉が入り放題。
キャンプ場は全面芝生で車乗り入れOK。目の前には岩木山がそびえます。
これで1泊1200円(2022年9月現在)。
なんとも贅沢な環境ですが、本日は体力を使い果たしているため、軽食で済ませて翌日の岩木山登山に備えることにします。
【群馬県 百名山】高速ピストンで前武尊ー武尊山 2022年9月17日
沼田ICを降りて県道64号(奥利根ゆけむり街道)を進むと標識がありますので右折すると登山口に着きます。
寝坊したため高速道で渋滞にはまり、川場谷野営場に着いたのはすでに10時前でした。
シルバーウィーク3連休初日の百名山なので駐車できないかもしれないと思っていましたが、ガラガラでした。
人気のないコースなのでしょうか。
ヤマプラのコースタイムですと8時間20分ですので、もしかしたら下山前に日が暮れるかもしれないと焦りましたが、結果的に多少無理して5時間30分(15:40)で下山しました。
さて、登り始めはなだらかな登山道ですが、20分ほど歩くと難所がありました。
汗を流しにいったんこの場を去るか、クーラーボックスで冷やしたビールを飲むかで迷いましたが、熟考の末後者を選択しました。
タープは面倒なのでテントだけ張ります。
地面が砂利で固く、ペグが刺さらなそうだったので、無風だったこともありガイロープは張りませんでした。
恐らく野営場の奥側であればペグが刺さるかもしれません。そちら側にテントを張っている人が居ましたので。
テントに入りボディシートで汗を拭きつつ着替えを済ませます。
外に出てチェアに座りくつろいでいるうちに辺りは暗くなっていきました。
登山後で疲れ果て料理する元気がないので、焚き火をしながら簡単な夕食を済ませました。
今回の山行はペースが速かったということもありますが、なかなか登り応えのある山でしたし、無料で使用できる川場谷野営場も前から気になっていましたので、一挙両得できました。
武尊山のメジャーコースは裏見ノ滝コースのようですので、それを次回の楽しみにしたいと思います。
【石川県 百名山】白山 日帰り登山 2022年GW
ここ数年来、行きたくてもなかなか行けなかった白山にようやく行くことができました。今回が初めての白山です。
市ノ瀬の駐車場には6:30に到着しました。
雪山が久しぶりで不安でしたし、せっかくの白山なので1泊2日の予定で、しかも念のためテントも担いでいきましたが、結果的には日帰り山行になりました。
テントを設営してから20分ほど車を走らせ、日帰り入浴施設である白峰温泉 総湯に行き汗を流しました。
終日晴れて、山頂以外は風がほとんどなく、非常に天候に恵まれた登山になりましたが、急登がかなりきつかったです。
また、サングラス&日焼け止め対策&リップクリームは必須です。
最後に、今回のコースタイムでは以下の通りでした。
6:50 市ノ瀬駐車場
↓(1時間10分)
8:00 別当出合
↓(40分)
8:40 中飯場
↓(1時間20分)
10:00~10:40 甚之助避難小屋
↓(1時間)
11:40~11:50 白山室堂
↓(40分)
12:30~12:40 御前峰
↓(20分)
13:00~13:20 白山室堂
↓(30分)
13:50~14:00 甚之助避難小屋
↓(40分)
14:40 中飯場
↓(20分)
15:00 別当出合
↓(1時間20分)
16:20 市ノ瀬駐車場
計 9時間50分
【山梨県】滝子山 破線ルートの寂ショウ尾根(滝子山南稜)ルート 2022年2月27日(日)
ライトな雪山を楽しみたく、2022年2月最後の日曜日に滝子山に登りに行きました。
高尾山から松本行の中央本線に乗り、その電車は松本駅に9時半ごろ到着するとのことで、このまま松本に行きたい衝動を抑え何とか笹子駅で下車しました。
駅から滝子山登山口までは要所要所に案内板があるものの、個人的にやや分かりにくかったので、念のため寂(じゃく)ショウ尾根入口までのガイダンスをしつつ、破線ルートの山行レポートをしたいと思います。
7時過ぎ、笹子駅で下車した人は5人ほどでした。
気温は1度、裏起毛の長袖シャツに薄手のメリノウールアウター、それに厚手のユニクロフリースという服装でした。
駅を出て国道20号を歩きます。
開店前の笹一酒造を右手に見つつ、駅から20分ほど歩きますとバス停「吉久保入口」がありますので、そこを左折します。
寂ショウ尾根の看板はあるものの、注意していないと直進してしまいます。なお、直進しても一般の登山道で滝子山に行くことができます。
踏み跡が薄くてトレースができなくても、尾根沿いを歩きますので登る方向感を見失うことはなく迷うことはありませんでした。
クサリ場より先は両手を使ってよじ登る場面が多いので、ストックはしまった方がよいかもしれません。
雪がありましたが凍結していませんでしたので、軽アイゼンを装着せずに岩場を登りきることができました。
ピッケル不要、ラッセルもちろんなし、樹氷・霧氷・エビの尻尾なし、そんな雪山の登山でしたが、天候にも恵まれて楽しい休日を過ごすことができました。