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山に登って見たこと聞いたこと感じたことなどを中心に。

【山梨県】滝子山 破線ルートの寂ショウ尾根(滝子山南稜)ルート 2022年2月27日(日)

ライトな雪山を楽しみたく、2022年2月最後の日曜日に滝子山に登りに行きました。
高尾山から松本行の中央本線に乗り、その電車は松本駅に9時半ごろ到着するとのことで、このまま松本に行きたい衝動を抑え何とか笹子駅で下車しました。

駅から滝子山登山口までは要所要所に案内板があるものの、個人的にやや分かりにくかったので、念のため寂(じゃく)ショウ尾根入口までのガイダンスをしつつ、破線ルートの山行レポートをしたいと思います。

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写真下の笹子駅を北上し、寂ショウ尾根~滝子山~大谷ヶ丸~コンドウ丸~曲り沢峠~景徳院というコースを歩きました

7時過ぎ、笹子駅で下車した人は5人ほどでした。

気温は1度、裏起毛の長袖シャツに薄手のメリノウールアウター、それに厚手のユニクロフリースという服装でした。

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駅を出て国道20号を歩きます。
開店前の笹一酒造を右手に見つつ、駅から20分ほど歩きますとバス停「吉久保入口」がありますので、そこを左折します。

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鉄道高架下のトンネルをくぐり、突き当りを右折します

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数分歩き、稲村神社という神社を左折します。手書きの案内図が目印です

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手書きの案内図

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更に数分歩いて突き当りを左折し、

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緩やかな坂を上っていき、中央道を横切ります

 

 

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更に数分歩くと桜森林公園のゲートに至ります ゲートには5台ほどの車を停められる駐車場がありました

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ゲートを開けて中に入り、数分歩きます

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正面ではなく道なりに右折します

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さらに歩くと分岐があり、右折すると寂ショウ尾根の入口になります よく見ると右側に看板があります

寂ショウ尾根の看板はあるものの、注意していないと直進してしまいます。なお、直進しても一般の登山道で滝子山に行くことができます。

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寂ショウ尾根の看板

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寂ショウ尾根から数分歩きますと廃墟?がありました

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うっすらルートが残っていますが、あまり歩かれていない様子

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廃墟から5分ほど歩くと鉄塔に至ります

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そこからさらに10分程度で林道に出ます

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林道を右折してすぐに登山道入口があります。

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入口からさらに5分ほど歩くと尾根に取り付きます

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尾根は南側斜面のため、日当たりが良く雪はありませんでしたが、平坦なところでは雪が融けずに残っていました

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富士山がチラチラ見えます

踏み跡が薄くてトレースができなくても、尾根沿いを歩きますので登る方向感を見失うことはなく迷うことはありませんでした。

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尾根の取り付きから40分ほど歩くと、岩が目立つようになりました

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クサリ場です

クサリ場より先は両手を使ってよじ登る場面が多いので、ストックはしまった方がよいかもしれません。

雪がありましたが凍結していませんでしたので、軽アイゼンを装着せずに岩場を登りきることができました。

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岩場を登り終えて振り返ると…

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実感として寂ショウ尾根を下るのは冬期でなくても危険だと思いました

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幸い凍結しおらずノーアイゼンで下れました

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10分ほどで分岐に着きました

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急に雪が増えました

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滝子山山頂まであと少しです

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滝子山山頂です

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残念な富士山でした

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山頂には誰もいませんでした

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山頂で軽アイゼンを装着しました

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 滝子山を少し下ると初狩駅方面(直進)と鎮西の池・大谷ヶ丸方面(左)の分岐になりますので、ここを左折しました

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大谷ヶ丸方面は北側斜面のため結構雪がありました 一番深くて20cmほどです

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山と高原地図2013では「踏み跡薄い」と書かれていますが、雪道でははっきりと足跡がありましたので問題ありませんでした

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11:10 滝子山から1時間ほどで大谷が丸に到着 山頂は開けておらず景観はよくありません
 凍結しておらず融雪もしていませんでしたので、ここで軽アイゼンを外しました

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山と高原地図2013では「滑りやすい急坂」と記載されています

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防火帯です。スキーゲレンデのようでした。山と高原地図2013では「防火帯に入らない」とありますが、だれかが踏み込んだ形跡があります

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11:55 大谷が丸から45分でコンドウ丸に到着 

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12:10 曲り沢峠

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12:35 曲り沢峠から少し大鹿山方面に歩くと景徳院方面に行ける分岐があります

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この分岐から景徳院までCTで1時間10分の下山道になります

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アイゼンを外していたので、雪に足をすくわれ数回コケました

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13:25 分岐から50分で下山しました

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景徳院 100円を投下しました

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武田勝頼 終焉の地です

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景徳院前のバス停で甲斐大和駅に行きました

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14:00 駅から徒歩数分の場所にセブンイレブンがありましたので、山の上ニューイという長野・山梨限定のクラフトビールを購入。フルーティで口当たりがよくおいしかったです

ピッケル不要、ラッセルもちろんなし、樹氷・霧氷・エビの尻尾なし、そんな雪山の登山でしたが、天候にも恵まれて楽しい休日を過ごすことができました。