Blogger004’s blog

山に登って見たこと聞いたこと感じたことなどを中心に。

高知県四万十町の無料キャンプ場「三堰キャンプ場」 & 香川県観音寺市の100円キャンプ場「一の宮公園内キャンプ場」

11月に四国に行ってきました。
高知県四万十町の「三堰キャンプ場」と香川県観音寺市の「一の宮公園内キャンプ場」を利用しましたので、ここに記しておきたいと思います。

三堰(さんせき)キャンプ場をご紹介する前に、そこへの移動中に魅力的なキャンプ場がありましたので、まずはそこから。

四国南西部、愛媛県愛南町にある「須ノ川公園キャンプ場」

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素敵な利用料金です

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かなりいいカンジのキャンプ場です

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キャンプ場のそばに駐車場が隣接し、綺麗な水洗トイレもありました

そんな須ノ川公園キャンプ場を後にし、四万十町の三堰キャンプ場に行きました。
15時過ぎにキャンプ場に到着。

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案内板がありますのでアクセスは難しくありませんでした

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基本的なルールは有料キャンプ場と同じようです

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駐車場近くに無料の薪置き場がありました

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なんて素敵なんでしょう

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河原のキャンプ場です 河原なのでゴロ石だらけです

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ゴロ石の河原でもテントが張れそうな場所がありました
キャンパーがここにテントを張っている感じが見てわかります

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日が傾いており雨予報でもなく空から枯葉や虫などが降ってくる感じではないので、タープを張るのは止めました 目の前に四万十川が流れています

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初めて竹を燃やしました かなり勢いよく燃えました!

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平日ということもあったせいか独占状態でした

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葉紅葉と四万十川

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堰がありますので川の流れが穏やかになっています

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清流って感じです

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石で肉を焼いてみました

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翌日、せっかくの四万十町なのでうなぎをいただきました
@うなきち

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四国カルストを観光して香川県観音寺市一の宮公園内キャンプ場に行きました

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利用料は市民は50円、それ以外は100円です
イサム・ノグチデザインの遊具で子どもが遊んでいました

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管理事務所で100円払った際にもらった資料です

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徒歩数分で瀬戸内海が見られます
ここから車で20分ほどに「日本のウユニ塩湖」と言われる父母ヶ浜(ちちぶがはま)がありますが、今回は行けませんでした

ちなみに四万十町の三堰キャンプ場は、じゅんいちダビッドソンが行ったことのあるキャンプ場ですので、興味がある方はYoutubeで見てみてはと思います。

【四国 二百名山】三嶺 -四国一美しい山へ- 2021年11月2日~3日

三嶺は「みうね」または「さんれい」とも言い、とあるサイトでは四国一美しい山と紹介されています。
三嶺登山口である名頃駐車場の場所は、日本三大秘境のひとつ、祖谷渓(いやけい)の奥に位置し、秘境中の秘境にあります。

そのような秘境の山に登りに行きました。

今回のコースを地図で記すと下記のとおりです。

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紫が1日目ルート、緑が2日目ルート、オレンジが自転車ルート

午前6時にゴールの見ノ越駐車場に到着し、そこに折りたたみ自転車を預けてから名頃駐車場に向かいました。チャリデポ登山です。

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6:40 名頃駐車場に車を停め、登山を開始します

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自然林の登山道を登りはじめます
秘境の登山道ということで気分が上がります

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暫く登っていると「ダケモミの丘」というポイントに着きました。ダケモミとはウラジロモミのことです。

なお、四国に生息するクマは現在剣山系に数十頭程度で、絶滅が危惧され保護活動が行われているほどですので遭遇率はかなり低そうですが、念のためクマ鈴を装着しました。

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今気づきましたが、標識の上に載っているブツは何なのでしょう?

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しんとしたウラジロモミの森

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ウラジロモミの葉

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やがてササが目立つようになりました

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サラサドウダンでしょうか 紅葉がきれいです

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左側の視界が開けてきました

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天気は良いですがモヤがかかっています

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巨岩が特徴的です

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そこそこの急登を登り、やっと分岐に着きました
標識の目の前が池で、右側が三嶺ヒュッテ、左側を登っていくと三嶺山頂になります

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三嶺ヒュッテ

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ピラミダルな山容の三嶺

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紅葉したコメツツジ

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9:30 三嶺山頂到着

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山頂で会った登山者曰く、2週間ほど前に新たな標識になったようです

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三嶺の西側、西熊山・天狗塚一帯のササ(ミヤマクマザサ)とコメツツジ群落は国指定天然記念物です

本当は、天然記念物となっているエリアを散策したかったのですが、このエリアのコメツツジの紅葉がほぼ終わっていて楽しめそうにありませんでしたので諦めました。

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南東方面 正面奥が双耳峰の石立山

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山頂から三嶺ヒュッテ方面に剣山が望めるらしいですが残念です

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魚眼レンズを使用してみました

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山頂直下はかなりの急坂になります 登ってくるのも大変そうです

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振り返り、再びピラミダルな山容の三嶺

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ミヤマクマザサはクマザサより小ぶりのようです

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ミヤマクマザサのじゅうたん

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登り返します

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スギゴケじゅうたん

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振り返り三嶺を見ます どっしりとした山容です

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ススキです 植生がいろいろ変わって面白いです その向こうが白髪山分岐 

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白髪山分岐からの三嶺

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本日お世話になる白髪避難小屋が見えました

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11:50 白髪避難小屋に到着 小屋内外にトイレはありません

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小屋入口の靴脱ぎ場(写真手前)に焚き火の灰がありました 小屋内がやや煙臭かったのでテン泊にしようか迷いましたが、結局小屋泊にしました

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三嶺(写真上部)を見ながらランチにします どれを食べよう…

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白髪避難小屋から三嶺が良く見えました

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もう1枚

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南側もよい眺めでした

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距離が50mなのではなく標高が50mの間違いではないかと思いたくなるほど、水場に行くのに結構な急坂を下りました

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逆光で見にくいですが、写真中央が小屋です
小屋近くにテン場スペースが3つ4つほどありました

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翌日、ガスっていて三嶺のモルゲンロートが期待できませんので夜明け前に出発します。登山道が踏まれていますのでガスっていても迷うことはありません

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夜明けのようです

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モルゲンロートの三嶺がかろうじて見えました

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ガスが晴れてきました

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かすかにブロッケン現象

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左手前のこんもり山が高の瀬(こうのせ)、その右奥に剣山(左)と次郎笈(右)

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7:00 高の瀬の様子

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消費期限切れのフランスパンで腹ごしらえします

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先ほどのガスが嘘のような快晴の朝です

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朝露に濡れたササがキラキラしてきれいでした

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8:00 丸石避難小屋

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地面がやや斜めですが、小屋の南側にテントを張れそうなスペースがありました

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丸石避難小屋から先はブナ尾根になります

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丸石が見えました

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8:30 丸石登頂

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左の剣山と右の次郎笈(ジロウギュウ)が良く見えます

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右のジロウギュウに登った後に左の剣山に登るのは辛そうです シャリバテしたのでここでカロリーメイト補給

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10:00 ジロウギュウ登頂

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本日歩いてきた三嶺方面(西側)

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南側

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南側の奥に(恐らく)土佐湾がみえました

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再び魚眼レンズ登場

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最後の登り 剣山に向かいます

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いい感じに色づいています

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剣山への最後の登りです

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11:00 剣山に到着
剣山は別名「太郎笈(タロウギュウ)」と言うようです

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ジロウギュウ かっこいい山です

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剣山山頂は散策できる木道になっています 周りの景観はジロウギュウと似ていますし、ここは以前観光登山したことがありますのでサクッと回ります

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山頂から階段を下りて剣山頂上ヒュッテ

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ヒュッテから徳島市街と眉山(写真中央)がみえました

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右下に剣山登山リフトが見えます

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奇岩の間にジロウギュウ 右側の岩が大剣神社の御神体「御塔石」

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12:30 剣山登山口に下りてきました

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気温は7度でした

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剣山登山口 山頂から1時間ほどで下山しました

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見ノ越駐車場 11/3は祝日なので満車です

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デポしてあった自転車で三嶺登山口である名頃駐車場に行きます

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オレンジ部分が自転車区間になります

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見ノ越駐車場から名頃駐車場へ行く道はほぼ下りなので、ほとんど自転車を漕がずに名頃駐車場に行くことができました 所要時間30分

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途中、秘境スポットであるかずら橋がありました
この橋を渡って登山道を登ると丸石避難小屋に行けます

名頃駐車場から1時間車を走らせ「和の宿 ホテル祖谷温泉」に行きました。

www.iyaonsen.co.jp

ケーブルカーで降り、秘境の峡谷を見ながら露天風呂に入れる温泉です。

温泉の温度はぬるめでしかも洗い場がありませんので、露天の湯と峡谷の景色を楽しんだ後はケーブルカーに乗って施設に戻り、内湯で身を清めました。

風呂代は@1700円と少しお高めですが、日本三大秘境に来てケチることもないので峡谷の温泉を楽しみました。ちなみ当ホテルから観光スポットの小便小僧が近いですが、スケジュールの都合で行けませんでした。

今回は三嶺のモルゲンロートが見られず、コメツツジの紅葉もあまり楽しめなかったものの、Tシャツの上に1枚羽織る程度の適温であり、一眼レフが使用できるほど天候にも恵まれ、風も弱く、ずっと登りたかった山でしたので充実した縦走となりました。

最後に秘境の写真で終わりたいと思います。

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【日光】きつかった大真名子山・小真名子山 2021年10月3日

百名山男体山、二百名山の女峰山に登ろうとして登山地図を眺めていると、大真名子山・小真名子山という山の存在に気付く人が多いのではないでしょうか。
ですが、なかなか登るまでには至らないという人もいるかと。

そんな山を登ってきましたが、その前に日光ファミリーについてざっとネットで調べたところのうんちくを書かせていただくと、日光ファミリーは以下を意味するようです。

男体山 父
女峰山 母
太郎山 長男
大真名子山 次男
小真名子山 三男

とここで、「大真名子山・小真名子山は「子」が付くだけに女系なのでは?」という疑問を持たれるかもしれませんが、「真名子」とは「愛児(まなご)」のことだそうで、どうやら女系ではないようです。

さて、いきなりの余談はこれぐらいにしつつ、いろは坂を上って中禅寺湖を過ぎ、戦場ヶ原の先、三本松駐車場(無料)に着いたのは5:30AMごろでした。
標高1395mであるここの気温は2度。Tシャツ+長袖アウターでは寒いので、予備に持ってきたジャージを羽織りました。

緊急事態宣言解除後初めての週末でしたが、駐車場は7割ほどしか埋まっていませんでした。まだ6時前なので当たり前ですかね。

今日はこの駐車場から歩いて2時間30分ほどかかる志津乗越というところから登山を開始しますが、2時間半も歩きたくないので自転車を持ってきました。
なお、今夏の南ア悪沢岳山行の際に畑薙(はたなぎ)第一ダムの駐車場から椹島(さわらじま)までの17kmを自転車に乗りその実用性を実感しているため、今回も時短に貢献してもらいます。

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今回のコースタイム 計7時間15分

◆三本松駐車場 6:00
↓ 1時間10分
◆志津乗越 7:10
↓ 1時間10分
大真名子山 8:20
↓ 30分
◆鷹の巣 8:50
↓ 30分
◆小真名子山 9:20~9:30
↓ 40分
◆富士見峠 10:10~10:30
↓ 2時間15分
◆志津乗越 12:45
↓ 30分
◆三本松駐車場 13:15

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クマ除けのため、自転車のベルをちりんちりんと鳴らします

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30分ほどで梵字飯場駐車場が見えました 満車でした

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体力を温存すべく、上り坂では自転車を降りて歩きます。往きは緩やかな上りが多いです

ちなみに、三本松駐車場から最初の10分ほどは未舗装路ですが、その先志津乗越までは舗装路ですのでこんな折りたたみ自転車でもなんとかなります。
ただ、路面がややでこぼこする箇所があったり、2日前は台風でしたので中太の折れた幹が道を遮っていたりしましたので、スピードの出しすぎには注意が必要でした(特に帰り道)。

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志津乗越に着きました。男体山の登山口です

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反対側が大真名子山登山口です。ここで自転車をデポして登山開始です

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信仰の山っぽいです

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分かりにくいですが、のっけから急登が続きます

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この山ではこの四角い印がメインの目印になりますが、ピンクテープやペンキもあります

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個人の感覚ですが、この急登の連続を登っていて「横尾からの蝶ヶ岳(北ア)」や「黒戸尾根(南ア)」の登りがフラッシュバックしました。かなりしんどいです

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クサリ場です

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クサリ場を登りきると平坦な道になります。かなり癒されます

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紅葉が始まってきれいですが、再び急登でそれどころではありません

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ここが大真名子山の核心部?「千鳥返し」です

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振りかえると男体山が良い眺めです

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奥白根山方面

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「千鳥返し」から5分ほどで山頂に到着 8:20

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左から小真名子山、帝釈山、女峰山ですが、木が邪魔ですね

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男体山方面もやや木が邪魔でしたが、奥白根山方面は開けていました

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山頂を後にし、少し平坦な道を歩きます

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右側が崩れていますが、登山道に影響はありません

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やがて乗越である「鷹の巣」まで一気に下ります

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鷹の巣に到着 大真名子山はかなり急こう配な山でした

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しかし小真名子山はまた急登の登りです

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行程にして2/3ほど、標高にして200mの内150m登ったところでようやく平らになりますが、やがてまた少し急坂を登ります

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9:20 小真名子山登頂
帝釈山(手前)と女峰山(奥)はそこそこ見えますが、

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大真名子山とその奥の男体山方面と、

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奥白根山方面はご覧の通りあまり眺望は良くありません

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山頂から5分ほど歩くと反射板がありました。こちらの方が見晴らしが良いです

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手前右の太郎山と左の尖った奥白根山がよく見えます

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左が帝釈山 右が女峰山 立派な山容です

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小真名子山の急な下りを経てガレ場にたどり着きます
浮石多数なので少しずつ下ります ガレバキライ

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足元を見て下らなければならないことは分かってはいるのですが…
山容では男体山よりこちらのほうが好きです

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100mは下りますでしょうか、まさかこんなガレ場を下ることになるとは思いませんでした

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下るのも辛いですが、登りも辛いですね

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難所を下り終えるあたりでは女峰山は見えなくなっていました

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10:10 富士見峠に到着しました ふぅ
ちらっと女峰山に登ろうかとも思いましたが、緊急事態宣言解除後の週末で渋滞に巻き込まれるのを恐れ、早々に下山することにしました

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ほぼ平坦な道ですが、こんな感じの林道が2時間続きます…

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振りかえると、小真名子山山頂に雲がかかりつつあります ガレ場も見えます

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土砂崩れのようです 葉は色づいていました

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ダケカンバの林道を歩きます

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カラマツの林道もありますが、まだ黄葉していません

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一般車通行止めです

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12:45 ようやく志津乗越まで戻ってきました 後は自転車で下るだけです

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梵字飯場駐車場を颯爽と通り過ぎます

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13:15 三本松駐車場に戻ってきました

大真名子山・小真名子山は三百名山にもなっていない山ですが、実に登り甲斐のある山でした。双方の山ともに急勾配であり、ガレ場が印象的なきつい山でしたが、男体山と女峰山の間にある山なだけに、両名山をそれぞれ同じ距離感で楽しむことができました。

また、自転車を使用することでどれだけ時短になるのかについても記しておきたいと思います。

(往路:三本松駐車場→志津乗越)
徒歩2時間35分(山と高原地図コースタイム)
自転車で1時間10分
1時間25分短縮

(復路:志津乗越→三本松駐車場)
徒歩2時間10分(山と高原地図コースタイム)
自転車30分
1時間40分短縮

なお、自身の備忘のため、梵字飯場駐車場までの行き方も記しておこうと思います。
登山地図ですと徒歩ルートは紫の道をたどりますが、この道を車で行くことは厳しいです。車では水色の道をたどって梵字飯場駐車場に行けます(帰り道に自転車で水色のルートをたどって確認しました)。
そこまで悪路でもないので、よほど車高の低い車でない限りは底を擦らないで行けると思います。
次回志津乗越に行く際は、車で梵字飯場駐車場まで行ってみようと思います。

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ヤマプラをもとに作成
紫が徒歩ルート、水色が自動車ルート

日光ファミリーの山は残すところ女峰山だけですので、またいつか霧降高原などから登ろうと思います。

なお、ご参考までに他の日光ファミリー登山の記録をリンクしておきます。

男体山 2018年9月

太郎山 2020年11月

【百名山】浅間山 登山&キャンプ 9月3連休

3連休2日目、台風一過の好天を期待し、未明の中登山道具とキャンプ道具を持って車に乗り込みました。
上信越自動車道の松井田妙義ICを過ぎ、長いトンネルを抜けると曇天だったことに愕然とし、気分萎えぎみに高峰高原へ向かいました。

小雨の降る中、峠道を登っていくとやがて雲を抜け、高峰高原に着くと雲海が広がっていました。
登る前から絶景です。

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高峰高原ホテルの無料駐車場には午前6時過ぎに到着しましたが、すでに9割ほどの駐車率でした。さすが連休…
ホテルから車坂峠登山口まで徒歩1分なのですぐにわかりました。
なお、ホテルそばの駐車場は40台ほど停められます。登山口そばの高峰高原ビジターセンターにも50台ほどの駐車場があります。いずれも無料です。

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2021年9月現在、噴火警戒レベルは「1」

コースタイム

計 6時間30分

車坂峠登山口 6:40~(50分)~トーミの頭 7:30~(30分)~湯の平分岐 8:00~(70分)~前掛山 9:10-9:30~(50分)~賽の河原分岐 10:20~(50分)~仙人岳 11:10~(20分)~蛇骨岳 11:30~(20分)~黒斑山 11:50~(80分)~車坂峠登山口 13:10

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ヤマプラをもとに作成

車載温度計は10℃を指していましたので、半袖では寒く1枚薄手のアウターを羽織ります。

勾配はきつくなく淡々と登る感じの登山道です。
黒斑山へのアプローチには「表コース」と「中コース」がありますが、「中コース」を選択しました。
樹林帯を50分ほど登ると分岐に着きました。

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逆光なので標識が見えませんが、左が「黒斑山」 右が「車坂峠 表コース」です

黒斑山方面に向かうと視界が開けました。

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右側の峰が八ヶ岳のようです

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北アルプスの槍穂も見えました

トーミの頭に着きました 7:30

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外輪山

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浅間山

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あそこの茶色い辺りが「Jバンド」なのでしょうか

トーミの頭を過ぎると分岐になり、直進すると黒斑山方面で外輪山を縦走することになり、右折して「草すべり」を下りると湯の平経由で前掛山に行くことになります。
どちらに進もうか少し迷いましたが、まず前掛山に行ってから「Jバンド」を登り、前掛山を眺めつつ外輪山を歩く方が前掛山の余韻に浸れそうなので、「草すべり」を下ることにしました。

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「草すべり」を急降下しますが、思ったほど急でもなく、草で滑りやすいわけでもありませんでした

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分かりにくいですが、ロープやクサリがあっても良いと思える場所が1か所ありました

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下りきると樹林帯に入ります

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湯の平分岐 ここで天狗温泉浅間山荘コースと合流します

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少し歩くと賽の河原分岐です

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低木のカラマツロードです 紅葉時期が面白そうです

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やがてカラマツもなくなり、火山帯エリアになります

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だいぶ登ってきました

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一旦登り切ります 火口へは行けませんので右折します

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避難シェルターおよび第2外輪山の様子

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今まで登ったことのないような山の雰囲気でした

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ほのかな硫黄の香りが漂っていました

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9:10 スタートから2時間半で登頂です

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富士山・八ヶ岳方面の眺めがサイコーです

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富士山アップ

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八ヶ岳

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北アルプス方面

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山頂の様子

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そろそろ戻ります

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外輪山の全容

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下りてきました これから外輪山を登りますが壁ですね…

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前掛山のトラバース道がよく見えます

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壁のように見えますが、こんな感じで登っていけました

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でも急登でかなりキツいです 落石にも注意です

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最後は左側にトラバースしていきます

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登り切りました 道に固有名詞が付くだけのことはあります

 

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登りがきついなら下りはもっときつい(怖い)のでしょう

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Jバンドから右に少し歩くと鋸岳に行けたようですが、そうとは知らずスルーしました

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Jバンドからさらに登ります

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外輪山巡りスタートです

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仙人岳山頂からの浅間山

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蛇骨岳山頂の様子

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だんだんと樹林帯に入っていきます

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振りかえります

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黒斑山山頂

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ちゃんとトラバース道も見えて余韻に浸れました

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帰りは「表コース」を行きます

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高峰高原ホテルが見えました

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13:10 無事下山しました

登山口の標高が2000mほどで前掛山の標高が2524mですので、標高差がなくサクッとした登山をイメージしていましたが、登り下りを繰り返しますので、予想に反してかなり登った感のある登山になりました。

さて、ここからキャンプ場に向かわなければなりません。
今回お世話になるキャンプ場は「かくれの郷 キャンプ場」です。
2020年にできた新設キャンプ場のようです。軽井沢の北部にあるキャンプ場です。
食材を買うため軽井沢に向かうのですが、連休中の軽井沢なので見事に渋滞にはまってしまい、キャンプ場に着いたのは16時を回ったころでした。

前日にフリーサイトを予約(@4500円)したのですが、区画エリアのオートサイトはほぼ満杯でした。フリーサイトは管理棟から100mほど離れたところの林間にありましたが、そこも地面がフラットな場所はすでにテントが張られていました。

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赤い印は炭捨て場です

なんとかテントとタープを張れる個所を確保しました。

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このキャンプ場は温泉が無料(キャンプ料金に含まれている)ですし、さくっと汗を流しに行きました。そしてマイテントに戻ったころには日が暮れていました。

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仕事の憂さは山と焚き火で晴らします

前日(連休初日)にフリーサイトを予約できた割にはそこまで悪くないキャンプ場と思いましたが、ゴミ捨て場やトイレ、洗い場が管理棟近くにありフリーサイトから遠いのが難点でした。しかもトイレは仮設トイレ×3が炊事場の近くにあります。
区画エリアのオートキャンパーもこのトイレを使用することとなり、キャンパーの人数に対してトイレの数がマッチしておらず、また炊事場には自然と人が集まりますので、落ち着いて用を足すことができないところがイケてない感じでしたが、現在新管理棟を建設中でしたので、これから良いキャンプ場になっていくのでしょう。

キャンプをメインに楽しむ場合はコスパが良いとは言えず、3連休にもかかわらず直前に予約ができたことの理由はそこら辺にありそうですが、源泉かけ流し温泉があるのと、軽井沢に遊びに行けるロケーションを「利する」と思えるかどうかでしょうか。

山ではトイレまで数分歩かなければならないキャンプ場もあり(e.g. 北アルプス薬師峠キャンプ場)、しかも山のトイレは水洗でないのが普通であり、下界のキャンプ場でも無料や格安のキャンプ場の場合は色々設備に難があり、自分はそういうことに慣れていましたので、このキャンプ場にもそれほど嫌悪感を抱かず「直前に予約できた(焚き火ができる)のだからこんなものだろう」程度で受け入れることができました。
でも友達やパートナーとのキャンプでは使用しないだろうなと想像します。

さて、最後はキャンプ場の評価をしてしまいましたが、この3連休は未踏の百名山を踏破し、焚き火も楽しめましたので、フル充電できた休日でした。

【新潟 百名山】巻機山+銀山平キャンプ場 日頃の行いの善し悪しが問われる登山 2021年8月7日

関越トンネル手前、谷川岳は曇天でした。
この3連休は台風&低気圧に囲まれつつありましたが、関越トンネルを抜けると新潟は晴れていました。

本当はえちこま(越後駒ヶ岳)を狙い、宿泊場所も銀山平キャンプ場にしていましたが、天気のこともあり関越自動車道から近くサクッと登れそうな巻機山に変更しました。

巻機山登山口の駐車場である桜坂駐車場には朝6:30過ぎに到着し、第3駐車場に誘導されましたが、その駐車場も7割ほど埋まっていました。

車中でエネルギー補給していると、救助隊の方らしき人が来て「登山は気を付けて登ってください。登山届も提出をお願いします」と言われました(登山届は駐車場のそばにあります)。
安全登山注意喚起の活動お疲れさまです。なにせここ最近の新潟は日本列島でも高温上位の38℃あたりを記録していますので、心して登ることにします。

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出典 ヤマプラ

ヤマプラコースタイムでは、ピストンで8時間55分(11.6km)です

ザイルやヘルメット装備の人がいましたが、ヌクビ沢は沢登りコースのようです、よくわかりませんが。自分は右折します。
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井戸尾根コースは急登らしき個所はなく、そこそこの勾配の登りがずっと続きます。淡々と登っていく感じです。

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ブナの森を歩きます

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ブナの樹皮は迷彩柄なのでかっこいいです

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樹林帯を越え、後ろを振り返ると良い眺めです

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でも行く手はガスっています

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9:00登頂

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ニセ巻機山から避難小屋までのあたり、キンコウカの花がきれいでした

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巻機山避難小屋

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中はキレイな感じでした

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池塘に癒されます

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山頂はガスっていますが、振りかえると良い景色です

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巻機山1,967m 9:30登頂

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尾瀬方面

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牛ヶ岳に向かいます しかし身体が持っていかれるほどの強風です

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さすが豪雪地帯 結構残っています

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あれが割引岳(われめきだけ)でしょうか

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ガスが晴れたときにシャッターを切っています

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下山します 避難小屋方面はガスが晴れています

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ここら辺は気持ちよく下山できます

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11:00 この後樹林帯に入りますが高温で汗が滴り落ち、つらい下山でした

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12;40 この山では登山届に下山届が付属しており、切り取った下山届を提出しました

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北陸の百名山は未踏でしたが、ようやく1座踏破です。
そこそこ普段の行いは良かったのでしょうか、結果的に山頂の天気は悪くはなく、巻機山を楽しむことができました。
あ、それと桜坂駐車場は有料(500円)でした。

その後、金城の里という温泉施設で汗を流し、龍軒というラーメン屋で空腹を満たしました。龍軒は地元の昔ながらのラーメン屋の雰囲気でしたが、おいしかったです。

その後、魚沼市に北上し、シルバーラインの長いトンネルを経て銀山平キャンプ場に着きました。
車載温度計では下界は38℃でしたが、シルバーラインのトンネル内では17℃でした。

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銀山平キャンプ場 フリーサイトはゆとりがありました ファミリーが多かったです

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テントを張り、焚き火をして和む18:30ごろ

登山で疲れてしまい調理する元気がありませんでしたので、夕食はスーパーの刺身がメインディッシュとなりました..。やれやれです。

【南アルプス南部】花を見に荒川三山へ 2021年7月 Day2&3

■ 2日目

予定より少し遅い起床となってしまい、千枚岳山頂で日の出を迎えることができませんでした。
昨日の足の酷使具合を鑑み、本日は赤石岳行きを諦め荒川三山を踏破しお花畑を楽しむことにしました。

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千枚岳山頂手前で日の出を迎えました

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爆発したかのような雲

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シコタンソウ

(これら花名は後日調べましたが、間違っているかもしれません)

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タカネツメクサ

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塩見岳方面

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丸山からの赤石岳 雲が出てきました

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悪沢岳

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岩場を登っていき、

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6:50 悪沢岳登頂

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中岳

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左奥には中央アルプス

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中岳とブロッケン現象

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登山歴は10年になりますが、ブロッケン現象を見るのは初めてでした

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ハクサンイチゲ もうそろそろ終わりなのでしょうか

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シナノキンバイ

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中岳に向かう途中で振り返り悪沢岳 雲のまとわり具合がいいカンジです

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中岳避難小屋

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コロナ禍でなく平時であれば、ここで素泊まり6,000円也…

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8:30 中岳山頂 3,083m

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右奥の山が荒川前岳

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9:00 荒川三山 3つ目の前岳

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9:20 分岐を赤石岳方面に下っていくとお花畑に到着しました

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キバナノコマノツメ

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ハクサンフウロ

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ミヤマキンポウゲ

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こちらはハクサンフウロではなさそうですが…

あいにくガスっていて遠方の山景色はありませんでしたが、ギラギラな日光がなく、標高3,000mにあって時折そよ風に花が揺らめく程度の微風でしたので撮影コンディションは悪くなかったと思います。

ここで20分余り花を楽しみましたが、千枚小屋に着く前に雷雨に見舞られるかもしれませんので、名残惜しいですが戻ることにします。

悪沢岳を越え、丸山を過ぎたあたりでライチョウに出会いました。北アルプスではよく見かけますが、南アルプスライチョウを見るのは初めてでした。

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雛はこの後10メートルほど飛びました

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険しい山容の千枚岳

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千枚岳から千枚小屋への下り ダケカンバの並木道が良し

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13:10 無事千枚小屋に戻ってきました

いつもなら小屋でビールを注文し、外のベンチで山を見ながら喉を鳴らしてビールを流し込むところですが、代わりにスキレットウイスキーを飲みながらランチをしました。

因みにコンビーフじゃがマッシュ(プレーン)をお湯で混ぜたものは、そこそこの塩気があってつまみになりました。
自分のシェラカップではあふれそうでしたので、2回に分ければよかったです。

 ■ 3日目
本日は下るだけです。3:30amの暗闇の中小屋を出発します。

序盤は下りの勾配もきつくなく淡々と下ることができますが、行程の2/3を過ぎたあたりから急坂を下ることになりますのできつかったです。

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展望所からの赤石岳

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同じく悪沢岳

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下山道で振り返って撮った写真ではなく、下山中にこのような登りがあります

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7:15 小屋を出発して4時間弱、漸く吊橋が見えました。すごく疲れました

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左側にいくと椹島ロッジですが、疲れすぎて寄る気になれません。右側を上ります

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7:45 聖沢登山口

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8:50 茶臼岳登山口となる畑薙大吊橋

畑薙大吊橋手前から(ゲートまでの4kmほど)はアスファルトになっているため、快適なサイクリングができますが、お尻の痛さ回避のため、競馬の騎手のように腰を浮かせながら自転車を走らせました。

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9:05 椹島から2時間弱で沼平ゲート(登山指導センター)に着きました

ここで下山届提出と検温をしました

折りたたみのシティサイクルでしたが、砂利道でパンクすることもなく何とか9時過ぎにマイカーにたどり着けました。

下山した登山者のほとんどが白樺荘の温泉に立ち寄ると思いますが、4連休最終日の東名高速で何十kmもの渋滞に巻き込まれることを恐れ、身も清めず(温泉でゆっくりしたかった)、静岡グルメも堪能せず(清水港で海鮮丼を食べたかった)、観光もせず(久能山東照宮に行きたかった)、後ろ髪を引かれつつ家路に就くことにしました。
そのおかげで4連休渋滞はもちろん、五輪交通規制にも影響されずスムーズに帰宅することができました。

2021年度の南アルプス南部は、駐車場は混雑していましたが山は混雑しておらず、0円で連泊縦走登山ができる素敵な場所でした。想定した赤石岳縦走はできませんでしたが、お花畑はもとよりブロッケン現象ライチョウに出会うことができ、思い出深い山行となりました。

※1日目の山行記録はこちら

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【南アルプス南部】花を見に荒川三山へ 2021年7月 Day1

新静岡ICから畑薙第一ダムまで距離にして70kmあまり、2時間峠道を走り続け、自分の運転に車酔いしつつ5:00am到着。

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畑薙(はたなぎ)湖

沼平無料駐車場はすでに満車のため、畑薙第一ダム駐車場付近に停めました。

折りたたみ自転車に乗って5分ほどで南アルプス登山指導センターに到着。

ゲートは閉じていました。

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満車の沼平無料駐車場

登山届を提出し、ゲート脇の狭いスペースから自転車を通そうとすると、指導センターの管理人さん?から「まず荷物を向こうにおいてから自転車を通した方がいいよ」とのアドバイスをいただきました。なるほど。

スムーズにゲートをパスし、椹島(さわらじま)ロッジまで向かいます。

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南アルプス登山指導センター 写真左側のスペースから自転車を通過させます

ここから椹島ロッジまで約17km、徒歩ですとコースタイムで4時間30分、自転車では2時間ほどでした。

道は緩やかなアップダウンがあり、砂利道&でこぼこ道があり、テン泊装備のザックを背負って自転車に乗るとやがてお尻が痛くなりますので、上り坂では徒歩でお尻の痛みを回復させ、下り坂で自転車に乗り距離を稼ぐという感じの繰り返しでした。

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赤石ダム

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コバルトブルーの湖面

昨年2020年の南アルプス南部はコロナ禍により完全閉鎖だったようですが、今年2021年は東海フォレストの営業自粛により山小屋は引き続き営業休止しているものの、避難小屋は解放されていました。テントサイトも使用できます(トイレは有料です)。

この4連休は北アルプスのお花畑を見に行こうかとも思いましたが、小屋が完全予約制かつ大混雑が予想されましたので、空いていそうな(椹島ロッジまで4時間かけて歩くor自転車を持ってこられる人が少ないと思われる)南アルプス南部を選択しました。

さて、7:20amに千枚岳登山口に到着しました。

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千枚大吊橋

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かなり高度感があり怖かったです

スタート直後からいきなり急登になりますが、登りはじめてものの5分で右太ももがつりそうになりました。在宅勤務での運動不足が原因ですが、このまま千枚小屋までたどり着けるか不安でした。

序盤の急登を登り切れば、あとは比較的なだらかな登山道でした(なのでこのルートを選択しました)が、やはり体力低下は否めず、ほぼコースタイム通りの登りとなりました。

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木漏れ日がいい感じです

10:30 2時間余りで清水平(標高1,870m)という水場ポイントに到着しました。

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ここで小休止して体力を回復させます

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登山道の脇にこのコース唯一の展望所があります(展望所まで少し登ります)

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残念な赤石岳

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残念な悪沢岳

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展望所の様子

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オシラビソの原生林

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登山道右手に駒鳥池がありますが、体力消耗が激しいため通過します

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これを見て元気が出ました

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13:50 ほぼコースタイム通りに千枚小屋到着

小屋は営業していませんでしたが、スタッフがいましたので宿泊場所を伺ったところ、小屋左手に階段があるとのことで、そこから2階の冬季避難小屋に入れました。ここの他に1分ほど離れた場所に百枚小屋という小屋も利用でき、そしてテン場も使用可とのことでした。
一瞬テントを張ろうかとも思いましたが、この後雨予報とのことでしたので、冬季避難小屋にお世話になることにしました。

小屋に入り、ザックを降ろして荷ほどきをしていると、急に雷がゴロゴロ鳴りだし雨が降ってきました。小屋到着が少し遅かったらずぶ濡れになっていたところでした。

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写真ではわかりにくいですがザーッと降っています 夏山天気ですね

1時間ほどで雨が上がりましたので、外に出て近辺の高山植物を楽しみました(花の名前は後日調べました)。

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晴れ間もみえてきました

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ミヤマキンポウゲ

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マルバダケブキのつぼみ

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タカネグンナイフウロ

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オオサクラソウ

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ミネウスユキソウ

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小屋から霞んだ富士山が見えました

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双耳峰の笊ヶ岳も見えます

さて、翌日は赤石岳まで縦走したかったのですが、こんな足の調子なので荒川三山とお花畑を楽しみにピストンすることにしました。

2日目に続く

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