Blogger004’s blog

山に登って見たこと聞いたこと感じたことなどを中心に。

【群馬県 百名山】高速ピストンで前武尊ー武尊山 2022年9月17日

沼田ICを降りて県道64号(奥利根ゆけむり街道)を進むと標識がありますので右折すると登山口に着きます。

右折後1.7kmの砂利道を進みます。さほど路面がデコボコではないのでやや車高の低い自分のクルマでもなんとか通れました(1回軽く底を擦りました…)

このような砂利道を走ります

寝坊したため高速道で渋滞にはまり、川場谷野営場に着いたのはすでに10時前でした。
シルバーウィーク3連休初日の百名山なので駐車できないかもしれないと思っていましたが、ガラガラでした。
人気のないコースなのでしょうか。

写真右手の小屋入口で登山届を提出しました

10:10 往復14.2kmの登山スタートです

ヤマプラのコースタイムですと8時間20分ですので、もしかしたら下山前に日が暮れるかもしれないと焦りましたが、結果的に多少無理して5時間30分(15:40)で下山しました。

さて、登り始めはなだらかな登山道ですが、20分ほど歩くと難所がありました。

左の穴が小さくてくぐれなさそうなので、右の木を伝って登りました。足がかりが小さくて登りにくいです

前武尊まで一気に標高を稼ぐので、それなりに急登です

ですが息を整える区間もあります

11:10(スタートから1時間) オグナほたかスキー場への分岐です

標識を見ると「前武尊 距離0.7km 高低差240m」とありました。結構登りそうだと直感しました。

分岐から5分後、視界が開けました。

左に目立つ山が日光白根山、右が皇海山と思われます

 

高低差を表現するのに手を入れてみましたが、あまり伝わりませんでしょうか

こちらは伝わるのではないでしょうか

結構登ってきました ハイペースなので息が切れます

11:40(登山開始から1時間30分) 前武尊に到着

ここでザックを降ろし小休止します

ヤマトタケルノミコトの像」と読みますが、「にほんほたかの像」と読んでしまいそうです

標高2039.7mということは1.5時間で800mほど登りました 疲れるわけです

銅像の後ろ側に登山コースがあります

高くそびえる川場剣ヶ峰が見えました。これからあれに登るのかと狼狽しましたが、登らず巻き道を行きます

前武尊から先はジェットコースターのように登り下りが連続しますので、体力を消耗します

12:20(登山開始から2時間10分) 家の串山

武尊山まで距離1.4km 高低差60m 高低差はありませんがここで撤退しようか考えてしまうほどここまでの登り下りで疲労し、心が挫けそうになりました

武尊山が見えました そよ風が適度に身体を冷やしてくれます

西側の剣ヶ峰山方面

ナイフリッジというわけではありませんが、それなりに緊張感があります

右側が崖なのでロープを掴んで進みます

12:40(登山開始から2時間半) 中ノ岳南の分岐

武尊山まで距離にしてあと800m!

中ノ岳を巻いていきます

池塘です 振り返って撮っています

山頂のようです

13:00(登山開始から2時間50分)登頂

山頂はそこそこ広いです

前武尊方面

剣ヶ峰山方面

尾瀬方面 左の目立つ山が至仏山 右の双耳峰が燧ヶ岳

 

20分ほど休憩しチャージ完了 雲が上がってきたので下山します

往きは気づきませんでしたが、ここにもヤマトタケルノミコトの像がありました

池塘

13:50(山頂から30分)家の串山 ここから前武尊までアップダウンが続きます

川場剣ヶ峰の脇を抜けます

14:20(山頂から1時間)前武尊に到着 ここから先は一気に下りますので靴ひもを縛り直します

15:40(山頂から2時間半)無事下山しました

汗を流しにいったんこの場を去るか、クーラーボックスで冷やしたビールを飲むかで迷いましたが、熟考の末後者を選択しました。
タープは面倒なのでテントだけ張ります。
地面が砂利で固く、ペグが刺さらなそうだったので、無風だったこともありガイロープは張りませんでした。
恐らく野営場の奥側であればペグが刺さるかもしれません。そちら側にテントを張っている人が居ましたので。

テントに入りボディシートで汗を拭きつつ着替えを済ませます。
外に出てチェアに座りくつろいでいるうちに辺りは暗くなっていきました。

登山後で疲れ果て料理する元気がないので、焚き火をしながら簡単な夕食を済ませました。

今回の山行はペースが速かったということもありますが、なかなか登り応えのある山でしたし、無料で使用できる川場谷野営場も前から気になっていましたので、一挙両得できました。

武尊山のメジャーコースは裏見ノ滝コースのようですので、それを次回の楽しみにしたいと思います。