Blogger004’s blog

山に登って見たこと聞いたこと感じたことなどを中心に。

【青森 百名山】岩木山 嶽登山道ピストン 2022年9月26日

5:00am 今朝は薄曇りで朝焼けが目立っていました。
朝焼けが赤いということは、天気は下り坂なのかと心配になります。
ともあれ岩木山頂はクリアに見えます。

6:00 登山スタートです

出典 ヤマプラ / コースタイムは計5時間25分になります

独立峰らしく、登りはじめはなだらかな傾斜が続きます。また、道がまっすぐであることも個人的に面白いと思った登山道です

ブナ林 前方でたぬき(?)が登山道を横切りました

高度を上げるに従い、傾斜がきつくなってきます

八合目が見えました。傾斜がきつくかなり体力を消耗しました

振り返ります そよ風に乗ってほのかに硫黄のかおりがしました

7:30 津軽岩木スカイラインは8時から、リフトは9時から営業開始なので、当然誰もいません

 

8合目から先は植生がダケカンバに変わります

八合目から20分ほど登るとロックな山に様変わりします

山頂が見えました

鳳鳴ヒュッテ

高校名が鳳鳴ヒュッテの名前の由来になっています

最後は結構きつい登りです

まだまだ登ります

写真中央やや左の建物がリフトの駅です

一旦平らになり、その先さらに登ると…

8:30 八合目から1時間で山頂に到着しました

三角錐の石碑の中に鐘があります

山頂は広いので食事をとる場所に困りません

山頂の避難小屋

岩木山神社奥宮

独立峰山頂からの眺めもよいものです

景色を楽しみながら食事をとります

東側には八甲田山 雲が上がってきました

山頂で写真を撮りまくって30分過ごしてから下山開始です

眼下に鳳鳴ヒュッテ

9:50 八合目駐車場には車がポツポツ

色づき始めています。山頂の紅葉ピークは例年10月初旬のようです

美しいブナ林を下っていきます

樹木にいたずら書きが散見されました 悲しい限りです

登山道が平坦になってきました

11:00下山。山頂はガスっていました

計5時間の登山でした。
この嶽登山コースは学校登山で使用される初心者コースです。
ですが、前日にも白神岳に登ったからでしょうか、標高1100mのピストンは結構厳しかったです。

ともあれ天気が良く風も弱く最高のコンディションで登山ができました。

【青森県 二百名山】SEA TO SUMMIT 白神岳1235M

9月最終週は天気予報とのにらめっこで、北アルプス裏銀座縦走を目論んでいたものの結局晴れが期待できる東北に行くことに。

2022年9月25日午前6時、白神岳登山口に到着しましたが、通行止めの看板がありました。
車を停めて徒歩で先に進むと、崩落していました。
これでは車は通れません。
のっけから焦りました。
白神岳のコースはここ「マテ(蟶)山」以外にも「十二湖コース」がありますが、十二湖コースですとコースタイムで13時間以上かかりますので、さすがに迷いました。

それでも十二湖コースに行くか、岩木山に行くか、いずれにせよ黄金崎不老ふ死温泉は諦めなければなりません。

とりあえず海の方に行ってみたところ、小さな漁港に駐車スペースがあり、釣り人の車が数台停まっていました。

マテ山コース登山が決定しました。ここに車を停めさせてもらい7:00登山開始です。

出典 ヤマプラ

歩いてすぐ崩落地です のちに調べたところ、去る8/9の大雨により崩れたようです

踏み跡を辿っていくとアスファルトがありました 電柱が倒れています

行けそうです

てくてく歩いているとここも土砂崩れがありました

よく見ると踏み跡が確認できます 歩いている人がいる模様

漁港の駐車場から40分ほど歩くと登山口駐車場に着きました

山と高原地図2015年度版によれば100台停められます

マテ山コースを歩きます

トイレは閉鎖されています 建物左側が登山道になります

ここから登山スタートです

と、その前に登山届を提出します

白神岳世界遺産の境界線のようです

白神山地と言えばブナです。巨木です

倒木が登山道を遮っており、右脇から通ります

8:10 スタートから1時間10分で分岐着。右が二股コース、左がマテ山コース

クモの巣が多くてたまりません 小枝を振り回しながら歩きます

スタートから1時間40分 「最後の水場」というポイントです

鉄のひしゃくがありました

重い…

マテ山分岐を過ぎると勾配が緩やかになります

漁港から3時間弱で視界が開け小屋が見えました。

登り切り、十二湖分岐を過ぎれば山頂はもうすぐです

世界遺産 白神山地

綺麗なトイレでした

トイレの先に白神岳大周満天避難小屋

かなり綺麗な小屋です

10:10 スタートから3時間10分で登頂しました 白神岳1235m

眼下に世界遺産が広がります 壮観です

岩木山も見えました

日本海が見えますが雲が上がってきました。そろそろ下山します

白神山地のブナ林と思うだけで癒されます

山頂から2時間10分(12:40) 登山口まで下りてきました

崩落地を渡ってアスファルトに至ります

13:10 漁港に戻ってきました

計6時間10分の登山でした。
終始クモの巣に悩まされての登山でしたが、世界遺産を感じられる魅力的な山でした。

さて、このエリアで汗を流すと言えばガイドブックに掲載されている(はずの)黄金崎不老ふ死温泉に行くしかありません。

車で20分ほどで温泉地に到着。
まずは内風呂で身を清めますが、内風呂からでも前日の荒天の影響からか、ややしけ気味の日本海を見下ろすことができました。
でもせっかくなのでいったん服を着てから、海辺の露天風呂に行きました。
赤褐色の温泉に浸かりながら、海を見て、波の音を聞く、入浴料600円でなんとも贅沢でした(写真がないのでせめて公式HPをリンクします)。

www.furofushi.com

翌日は岩木山に登る予定なので、麓のキャンプ場を宿にしました。
キャンプ地は「青森のふもとっぱら」と評される青少年スポーツセンター。
嶽温泉と同じ泉質の温泉が入り放題。
キャンプ場は全面芝生で車乗り入れOK。目の前には岩木山がそびえます。
これで1泊1200円(2022年9月現在)。
なんとも贅沢な環境ですが、本日は体力を使い果たしているため、軽食で済ませて翌日の岩木山登山に備えることにします。

【群馬県 百名山】高速ピストンで前武尊ー武尊山 2022年9月17日

沼田ICを降りて県道64号(奥利根ゆけむり街道)を進むと標識がありますので右折すると登山口に着きます。

右折後1.7kmの砂利道を進みます。さほど路面がデコボコではないのでやや車高の低い自分のクルマでもなんとか通れました(1回軽く底を擦りました…)

このような砂利道を走ります

寝坊したため高速道で渋滞にはまり、川場谷野営場に着いたのはすでに10時前でした。
シルバーウィーク3連休初日の百名山なので駐車できないかもしれないと思っていましたが、ガラガラでした。
人気のないコースなのでしょうか。

写真右手の小屋入口で登山届を提出しました

10:10 往復14.2kmの登山スタートです

ヤマプラのコースタイムですと8時間20分ですので、もしかしたら下山前に日が暮れるかもしれないと焦りましたが、結果的に多少無理して5時間30分(15:40)で下山しました。

さて、登り始めはなだらかな登山道ですが、20分ほど歩くと難所がありました。

左の穴が小さくてくぐれなさそうなので、右の木を伝って登りました。足がかりが小さくて登りにくいです

前武尊まで一気に標高を稼ぐので、それなりに急登です

ですが息を整える区間もあります

11:10(スタートから1時間) オグナほたかスキー場への分岐です

標識を見ると「前武尊 距離0.7km 高低差240m」とありました。結構登りそうだと直感しました。

分岐から5分後、視界が開けました。

左に目立つ山が日光白根山、右が皇海山と思われます

 

高低差を表現するのに手を入れてみましたが、あまり伝わりませんでしょうか

こちらは伝わるのではないでしょうか

結構登ってきました ハイペースなので息が切れます

11:40(登山開始から1時間30分) 前武尊に到着

ここでザックを降ろし小休止します

ヤマトタケルノミコトの像」と読みますが、「にほんほたかの像」と読んでしまいそうです

標高2039.7mということは1.5時間で800mほど登りました 疲れるわけです

銅像の後ろ側に登山コースがあります

高くそびえる川場剣ヶ峰が見えました。これからあれに登るのかと狼狽しましたが、登らず巻き道を行きます

前武尊から先はジェットコースターのように登り下りが連続しますので、体力を消耗します

12:20(登山開始から2時間10分) 家の串山

武尊山まで距離1.4km 高低差60m 高低差はありませんがここで撤退しようか考えてしまうほどここまでの登り下りで疲労し、心が挫けそうになりました

武尊山が見えました そよ風が適度に身体を冷やしてくれます

西側の剣ヶ峰山方面

ナイフリッジというわけではありませんが、それなりに緊張感があります

右側が崖なのでロープを掴んで進みます

12:40(登山開始から2時間半) 中ノ岳南の分岐

武尊山まで距離にしてあと800m!

中ノ岳を巻いていきます

池塘です 振り返って撮っています

山頂のようです

13:00(登山開始から2時間50分)登頂

山頂はそこそこ広いです

前武尊方面

剣ヶ峰山方面

尾瀬方面 左の目立つ山が至仏山 右の双耳峰が燧ヶ岳

 

20分ほど休憩しチャージ完了 雲が上がってきたので下山します

往きは気づきませんでしたが、ここにもヤマトタケルノミコトの像がありました

池塘

13:50(山頂から30分)家の串山 ここから前武尊までアップダウンが続きます

川場剣ヶ峰の脇を抜けます

14:20(山頂から1時間)前武尊に到着 ここから先は一気に下りますので靴ひもを縛り直します

15:40(山頂から2時間半)無事下山しました

汗を流しにいったんこの場を去るか、クーラーボックスで冷やしたビールを飲むかで迷いましたが、熟考の末後者を選択しました。
タープは面倒なのでテントだけ張ります。
地面が砂利で固く、ペグが刺さらなそうだったので、無風だったこともありガイロープは張りませんでした。
恐らく野営場の奥側であればペグが刺さるかもしれません。そちら側にテントを張っている人が居ましたので。

テントに入りボディシートで汗を拭きつつ着替えを済ませます。
外に出てチェアに座りくつろいでいるうちに辺りは暗くなっていきました。

登山後で疲れ果て料理する元気がないので、焚き火をしながら簡単な夕食を済ませました。

今回の山行はペースが速かったということもありますが、なかなか登り応えのある山でしたし、無料で使用できる川場谷野営場も前から気になっていましたので、一挙両得できました。

武尊山のメジャーコースは裏見ノ滝コースのようですので、それを次回の楽しみにしたいと思います。

【石川県 百名山】白山 日帰り登山 2022年GW

ここ数年来、行きたくてもなかなか行けなかった白山にようやく行くことができました。今回が初めての白山です。

この日の天気予報は晴れでしたが、明け方に小雨が降っており雲が多かったです

市ノ瀬の駐車場には6:30に到着しました。

すでに多くの車が停まっていましたが、駐車スペースはまだありました

雪山が久しぶりで不安でしたし、せっかくの白山なので1泊2日の予定で、しかも念のためテントも担いでいきましたが、結果的には日帰り山行になりました。

6:50 テレマークスキー目的で入山する人が目立ちました

ゲートを通過 自転車を使用する人も当ゲートの脇を通っていきます

市ノ瀬の標高830m、別当出合は1260m その差430mを1時間10分かけて登っていきます。自転車だとどれくらいで別当出合に行けるのでしょうか?

8:00 別当出合到着

2021年冬に雪崩で破損した大鳥居

GWは橋に板が敷き詰められていましたので、安心して渡れました

結構な高さがあります

登り始めは雪はありません

太い枝が登山道を遮っており、重ザックを背負ったまま枝をくぐるのに難渋しました

途中から雪道になり、8:40 中飯場着 ここでアイゼン装着

やがて木々がまばらになり視界が良くなります。しかし結構な急坂です

右手(南東側)には別山が見えました

先人の足跡がしっかりありました

10:00 甚之助避難小屋着 かなり体力を消耗しました

小屋の中は窓も塞がっており真っ暗でした
ヘッデンを点けて小屋内にザックをデポ

サブザックに切り替え出発です

しかし暑いです。この日の服装は裏起毛の長袖シャツとメリノウールアウターの2枚でしたが、半袖で登っている人もいるほどでした

甚之助避難小屋から先は再び急登ですが、荷物が軽くなったので足が前に出ます

前を歩く東南アジア系の登山者はノーアイゼンに木棒を使って登っていました

急登を登り終えると、やっと白山が見えました

振り返り別山がカッコイイ!

弥陀ヶ原 白山室堂までの道のりは平たんな雪原でした

11:40 白山室堂につきました

雪山白山と言えばコレです

10分ほど休憩してから山頂を目指します

左に別山、右に室堂

石がむき出しになっており、アイゼンを履いたまま石の上を歩くと何とも言えない嫌な音がします。でも外すのは面倒なのでこのまま登ります

12:30 御前峰登頂

剣ヶ峰

大汝峰

山頂は冷たい風がやや強く、手袋をしていないとかじかむほどでした

山頂からの風景 東側

山頂からの風景 別山

山頂でアイゼンを外して室堂まで下りてきました

白山室堂は素泊まりのみ営業していたようです。マスクをザックに忘れてしまったため、小屋内に入ることはできませんでした

13:20 白山室堂を出発

振り返り白山。雲で日影ができるのはありがたいです

別山を眺めながら軽快に下ります。別山にはいつか登りに行きたいです

左前方に小屋が見えました。あれが南竜山荘と思われます

十分にかがまないとザックが枝に引っかかってしまいます

15:00 別当出合に戻ってきました

自転車で下りたかったです。別当出合~市ノ瀬間はdocomoの電波が入りました。予定では本日は甚之助避難小屋泊で下界での寝床を確保していなかったため、ホテル検索をしながら下りました

16:20 無事市ノ瀬に下山しました。結果的には寝袋もテントもピッケルも不要でした…

GWにすんなりホテル予約できるはずもなく、市ノ瀬野営場でテントを張ることにしました。ビジターセンターにスタッフが居たので、野営場を使うことができるかと聞きました。スタッフはやや困った表情をし、まだシーズンオフだから自己責任で使用してください、とのことでした。答えにくい質問をしてしまいすみませんでした。

にも関わらず、市ノ瀬野営場の見取図をいただき、設備の説明をしていただきました。ありがとうございました。

A上段エリア

A下段エリア

Dエリア

Cエリア GWの市ノ瀬野営場はそこそこキャンパーがいました

テントを設営してから20分ほど車を走らせ、日帰り入浴施設である白峰温泉 総湯に行き汗を流しました。

終日晴れて、山頂以外は風がほとんどなく、非常に天候に恵まれた登山になりましたが、急登がかなりきつかったです。
また、サングラス&日焼け止め対策&リップクリームは必須です。

最後に、今回のコースタイムでは以下の通りでした。

6:50 市ノ瀬駐車場
↓(1時間10分)
8:00 別当出合
↓(40分)
8:40 中飯場
↓(1時間20分)
10:00~10:40 甚之助避難小屋
↓(1時間)
11:40~11:50 白山室堂
↓(40分)
12:30~12:40 御前峰
↓(20分)
13:00~13:20 白山室堂
↓(30分)
13:50~14:00 甚之助避難小屋
↓(40分)
14:40 中飯場
↓(20分)
15:00 別当出合
↓(1時間20分)
16:20 市ノ瀬駐車場

計 9時間50分

【山梨県】滝子山 破線ルートの寂ショウ尾根(滝子山南稜)ルート 2022年2月27日(日)

ライトな雪山を楽しみたく、2022年2月最後の日曜日に滝子山に登りに行きました。
高尾山から松本行の中央本線に乗り、その電車は松本駅に9時半ごろ到着するとのことで、このまま松本に行きたい衝動を抑え何とか笹子駅で下車しました。

駅から滝子山登山口までは要所要所に案内板があるものの、個人的にやや分かりにくかったので、念のため寂(じゃく)ショウ尾根入口までのガイダンスをしつつ、破線ルートの山行レポートをしたいと思います。

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写真下の笹子駅を北上し、寂ショウ尾根~滝子山~大谷ヶ丸~コンドウ丸~曲り沢峠~景徳院というコースを歩きました

7時過ぎ、笹子駅で下車した人は5人ほどでした。

気温は1度、裏起毛の長袖シャツに薄手のメリノウールアウター、それに厚手のユニクロフリースという服装でした。

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駅を出て国道20号を歩きます。
開店前の笹一酒造を右手に見つつ、駅から20分ほど歩きますとバス停「吉久保入口」がありますので、そこを左折します。

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鉄道高架下のトンネルをくぐり、突き当りを右折します

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数分歩き、稲村神社という神社を左折します。手書きの案内図が目印です

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手書きの案内図

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更に数分歩いて突き当りを左折し、

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緩やかな坂を上っていき、中央道を横切ります

 

 

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更に数分歩くと桜森林公園のゲートに至ります ゲートには5台ほどの車を停められる駐車場がありました

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ゲートを開けて中に入り、数分歩きます

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正面ではなく道なりに右折します

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さらに歩くと分岐があり、右折すると寂ショウ尾根の入口になります よく見ると右側に看板があります

寂ショウ尾根の看板はあるものの、注意していないと直進してしまいます。なお、直進しても一般の登山道で滝子山に行くことができます。

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寂ショウ尾根の看板

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寂ショウ尾根から数分歩きますと廃墟?がありました

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うっすらルートが残っていますが、あまり歩かれていない様子

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廃墟から5分ほど歩くと鉄塔に至ります

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そこからさらに10分程度で林道に出ます

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林道を右折してすぐに登山道入口があります。

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入口からさらに5分ほど歩くと尾根に取り付きます

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尾根は南側斜面のため、日当たりが良く雪はありませんでしたが、平坦なところでは雪が融けずに残っていました

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富士山がチラチラ見えます

踏み跡が薄くてトレースができなくても、尾根沿いを歩きますので登る方向感を見失うことはなく迷うことはありませんでした。

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尾根の取り付きから40分ほど歩くと、岩が目立つようになりました

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クサリ場です

クサリ場より先は両手を使ってよじ登る場面が多いので、ストックはしまった方がよいかもしれません。

雪がありましたが凍結していませんでしたので、軽アイゼンを装着せずに岩場を登りきることができました。

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岩場を登り終えて振り返ると…

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実感として寂ショウ尾根を下るのは冬期でなくても危険だと思いました

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幸い凍結しおらずノーアイゼンで下れました

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10分ほどで分岐に着きました

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急に雪が増えました

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滝子山山頂まであと少しです

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滝子山山頂です

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残念な富士山でした

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山頂には誰もいませんでした

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山頂で軽アイゼンを装着しました

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 滝子山を少し下ると初狩駅方面(直進)と鎮西の池・大谷ヶ丸方面(左)の分岐になりますので、ここを左折しました

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大谷ヶ丸方面は北側斜面のため結構雪がありました 一番深くて20cmほどです

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山と高原地図2013では「踏み跡薄い」と書かれていますが、雪道でははっきりと足跡がありましたので問題ありませんでした

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11:10 滝子山から1時間ほどで大谷が丸に到着 山頂は開けておらず景観はよくありません
 凍結しておらず融雪もしていませんでしたので、ここで軽アイゼンを外しました

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山と高原地図2013では「滑りやすい急坂」と記載されています

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防火帯です。スキーゲレンデのようでした。山と高原地図2013では「防火帯に入らない」とありますが、だれかが踏み込んだ形跡があります

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11:55 大谷が丸から45分でコンドウ丸に到着 

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12:10 曲り沢峠

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12:35 曲り沢峠から少し大鹿山方面に歩くと景徳院方面に行ける分岐があります

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この分岐から景徳院までCTで1時間10分の下山道になります

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アイゼンを外していたので、雪に足をすくわれ数回コケました

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13:25 分岐から50分で下山しました

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景徳院 100円を投下しました

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武田勝頼 終焉の地です

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景徳院前のバス停で甲斐大和駅に行きました

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14:00 駅から徒歩数分の場所にセブンイレブンがありましたので、山の上ニューイという長野・山梨限定のクラフトビールを購入。フルーティで口当たりがよくおいしかったです

ピッケル不要、ラッセルもちろんなし、樹氷・霧氷・エビの尻尾なし、そんな雪山の登山でしたが、天候にも恵まれて楽しい休日を過ごすことができました。

【四国 二百名山】三嶺 -四国一美しい山へ- 2021年11月2日~3日

三嶺は「みうね」または「さんれい」とも言い、とあるサイトでは四国一美しい山と紹介されています。
三嶺登山口である名頃駐車場の場所は、日本三大秘境のひとつ、祖谷渓(いやけい)の奥に位置し、秘境中の秘境にあります。

そのような秘境の山に登りに行きました。

今回のコースを地図で記すと下記のとおりです。

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紫が1日目ルート、緑が2日目ルート、オレンジが自転車ルート

午前6時にゴールの見ノ越駐車場に到着し、そこに折りたたみ自転車を預けてから名頃駐車場に向かいました。チャリデポ登山です。

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6:40 名頃駐車場に車を停め、登山を開始します

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自然林の登山道を登りはじめます
秘境の登山道ということで気分が上がります

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暫く登っていると「ダケモミの丘」というポイントに着きました。ダケモミとはウラジロモミのことです。

なお、四国に生息するクマは現在剣山系に数十頭程度で、絶滅が危惧され保護活動が行われているほどですので遭遇率はかなり低そうですが、念のためクマ鈴を装着しました。

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今気づきましたが、標識の上に載っているブツは何なのでしょう?

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しんとしたウラジロモミの森

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ウラジロモミの葉

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やがてササが目立つようになりました

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サラサドウダンでしょうか 紅葉がきれいです

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左側の視界が開けてきました

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天気は良いですがモヤがかかっています

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巨岩が特徴的です

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そこそこの急登を登り、やっと分岐に着きました
標識の目の前が池で、右側が三嶺ヒュッテ、左側を登っていくと三嶺山頂になります

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三嶺ヒュッテ

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ピラミダルな山容の三嶺

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紅葉したコメツツジ

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9:30 三嶺山頂到着

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山頂で会った登山者曰く、2週間ほど前に新たな標識になったようです

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三嶺の西側、西熊山・天狗塚一帯のササ(ミヤマクマザサ)とコメツツジ群落は国指定天然記念物です

本当は、天然記念物となっているエリアを散策したかったのですが、このエリアのコメツツジの紅葉がほぼ終わっていて楽しめそうにありませんでしたので諦めました。

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南東方面 正面奥が双耳峰の石立山

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山頂から三嶺ヒュッテ方面に剣山が望めるらしいですが残念です

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魚眼レンズを使用してみました

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山頂直下はかなりの急坂になります 登ってくるのも大変そうです

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振り返り、再びピラミダルな山容の三嶺

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ミヤマクマザサはクマザサより小ぶりのようです

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ミヤマクマザサのじゅうたん

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登り返します

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スギゴケじゅうたん

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振り返り三嶺を見ます どっしりとした山容です

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ススキです 植生がいろいろ変わって面白いです その向こうが白髪山分岐 

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白髪山分岐からの三嶺

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本日お世話になる白髪避難小屋が見えました

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11:50 白髪避難小屋に到着 小屋内外にトイレはありません

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小屋入口の靴脱ぎ場(写真手前)に焚き火の灰がありました 小屋内がやや煙臭かったのでテン泊にしようか迷いましたが、結局小屋泊にしました

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三嶺(写真上部)を見ながらランチにします どれを食べよう…

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白髪避難小屋から三嶺が良く見えました

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もう1枚

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南側もよい眺めでした

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距離が50mなのではなく標高が50mの間違いではないかと思いたくなるほど、水場に行くのに結構な急坂を下りました

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逆光で見にくいですが、写真中央が小屋です
小屋近くにテン場スペースが3つ4つほどありました

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翌日、ガスっていて三嶺のモルゲンロートが期待できませんので夜明け前に出発します。登山道が踏まれていますのでガスっていても迷うことはありません

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夜明けのようです

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モルゲンロートの三嶺がかろうじて見えました

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ガスが晴れてきました

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かすかにブロッケン現象

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左手前のこんもり山が高の瀬(こうのせ)、その右奥に剣山(左)と次郎笈(右)

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7:00 高の瀬の様子

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消費期限切れのフランスパンで腹ごしらえします

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先ほどのガスが嘘のような快晴の朝です

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朝露に濡れたササがキラキラしてきれいでした

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8:00 丸石避難小屋

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地面がやや斜めですが、小屋の南側にテントを張れそうなスペースがありました

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丸石避難小屋から先はブナ尾根になります

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丸石が見えました

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8:30 丸石登頂

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左の剣山と右の次郎笈(ジロウギュウ)が良く見えます

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右のジロウギュウに登った後に左の剣山に登るのは辛そうです シャリバテしたのでここでカロリーメイト補給

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10:00 ジロウギュウ登頂

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本日歩いてきた三嶺方面(西側)

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南側

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南側の奥に(恐らく)土佐湾がみえました

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再び魚眼レンズ登場

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最後の登り 剣山に向かいます

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いい感じに色づいています

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剣山への最後の登りです

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11:00 剣山に到着
剣山は別名「太郎笈(タロウギュウ)」と言うようです

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ジロウギュウ かっこいい山です

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剣山山頂は散策できる木道になっています 周りの景観はジロウギュウと似ていますし、ここは以前観光登山したことがありますのでサクッと回ります

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山頂から階段を下りて剣山頂上ヒュッテ

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ヒュッテから徳島市街と眉山(写真中央)がみえました

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右下に剣山登山リフトが見えます

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奇岩の間にジロウギュウ 右側の岩が大剣神社の御神体「御塔石」

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12:30 剣山登山口に下りてきました

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気温は7度でした

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剣山登山口 山頂から1時間ほどで下山しました

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見ノ越駐車場 11/3は祝日なので満車です

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デポしてあった自転車で三嶺登山口である名頃駐車場に行きます

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オレンジ部分が自転車区間になります

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見ノ越駐車場から名頃駐車場へ行く道はほぼ下りなので、ほとんど自転車を漕がずに名頃駐車場に行くことができました 所要時間30分

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途中、秘境スポットであるかずら橋がありました
この橋を渡って登山道を登ると丸石避難小屋に行けます

名頃駐車場から1時間車を走らせ「和の宿 ホテル祖谷温泉」に行きました。

www.iyaonsen.co.jp

ケーブルカーで降り、秘境の峡谷を見ながら露天風呂に入れる温泉です。

温泉の温度はぬるめでしかも洗い場がありませんので、露天の湯と峡谷の景色を楽しんだ後はケーブルカーに乗って施設に戻り、内湯で身を清めました。

風呂代は@1700円と少しお高めですが、日本三大秘境に来てケチることもないので峡谷の温泉を楽しみました。ちなみ当ホテルから観光スポットの小便小僧が近いですが、スケジュールの都合で行けませんでした。

今回は三嶺のモルゲンロートが見られず、コメツツジの紅葉もあまり楽しめなかったものの、Tシャツの上に1枚羽織る程度の適温であり、一眼レフが使用できるほど天候にも恵まれ、風も弱く、ずっと登りたかった山でしたので充実した縦走となりました。

最後に秘境の写真で終わりたいと思います。

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【日光】きつかった大真名子山・小真名子山 2021年10月3日

百名山男体山、二百名山の女峰山に登ろうとして登山地図を眺めていると、大真名子山・小真名子山という山の存在に気付く人が多いのではないでしょうか。
ですが、なかなか登るまでには至らないという人もいるかと。

そんな山を登ってきましたが、その前に日光ファミリーについてざっとネットで調べたところのうんちくを書かせていただくと、日光ファミリーは以下を意味するようです。

男体山 父
女峰山 母
太郎山 長男
大真名子山 次男
小真名子山 三男

とここで、「大真名子山・小真名子山は「子」が付くだけに女系なのでは?」という疑問を持たれるかもしれませんが、「真名子」とは「愛児(まなご)」のことだそうで、どうやら女系ではないようです。

さて、いきなりの余談はこれぐらいにしつつ、いろは坂を上って中禅寺湖を過ぎ、戦場ヶ原の先、三本松駐車場(無料)に着いたのは5:30AMごろでした。
標高1395mであるここの気温は2度。Tシャツ+長袖アウターでは寒いので、予備に持ってきたジャージを羽織りました。

緊急事態宣言解除後初めての週末でしたが、駐車場は7割ほどしか埋まっていませんでした。まだ6時前なので当たり前ですかね。

今日はこの駐車場から歩いて2時間30分ほどかかる志津乗越というところから登山を開始しますが、2時間半も歩きたくないので自転車を持ってきました。
なお、今夏の南ア悪沢岳山行の際に畑薙(はたなぎ)第一ダムの駐車場から椹島(さわらじま)までの17kmを自転車に乗りその実用性を実感しているため、今回も時短に貢献してもらいます。

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今回のコースタイム 計7時間15分

◆三本松駐車場 6:00
↓ 1時間10分
◆志津乗越 7:10
↓ 1時間10分
大真名子山 8:20
↓ 30分
◆鷹の巣 8:50
↓ 30分
◆小真名子山 9:20~9:30
↓ 40分
◆富士見峠 10:10~10:30
↓ 2時間15分
◆志津乗越 12:45
↓ 30分
◆三本松駐車場 13:15

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クマ除けのため、自転車のベルをちりんちりんと鳴らします

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30分ほどで梵字飯場駐車場が見えました 満車でした

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体力を温存すべく、上り坂では自転車を降りて歩きます。往きは緩やかな上りが多いです

ちなみに、三本松駐車場から最初の10分ほどは未舗装路ですが、その先志津乗越までは舗装路ですのでこんな折りたたみ自転車でもなんとかなります。
ただ、路面がややでこぼこする箇所があったり、2日前は台風でしたので中太の折れた幹が道を遮っていたりしましたので、スピードの出しすぎには注意が必要でした(特に帰り道)。

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志津乗越に着きました。男体山の登山口です

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反対側が大真名子山登山口です。ここで自転車をデポして登山開始です

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信仰の山っぽいです

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分かりにくいですが、のっけから急登が続きます

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この山ではこの四角い印がメインの目印になりますが、ピンクテープやペンキもあります

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個人の感覚ですが、この急登の連続を登っていて「横尾からの蝶ヶ岳(北ア)」や「黒戸尾根(南ア)」の登りがフラッシュバックしました。かなりしんどいです

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クサリ場です

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クサリ場を登りきると平坦な道になります。かなり癒されます

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紅葉が始まってきれいですが、再び急登でそれどころではありません

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ここが大真名子山の核心部?「千鳥返し」です

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振りかえると男体山が良い眺めです

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奥白根山方面

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「千鳥返し」から5分ほどで山頂に到着 8:20

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左から小真名子山、帝釈山、女峰山ですが、木が邪魔ですね

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男体山方面もやや木が邪魔でしたが、奥白根山方面は開けていました

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山頂を後にし、少し平坦な道を歩きます

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右側が崩れていますが、登山道に影響はありません

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やがて乗越である「鷹の巣」まで一気に下ります

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鷹の巣に到着 大真名子山はかなり急こう配な山でした

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しかし小真名子山はまた急登の登りです

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行程にして2/3ほど、標高にして200mの内150m登ったところでようやく平らになりますが、やがてまた少し急坂を登ります

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9:20 小真名子山登頂
帝釈山(手前)と女峰山(奥)はそこそこ見えますが、

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大真名子山とその奥の男体山方面と、

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奥白根山方面はご覧の通りあまり眺望は良くありません

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山頂から5分ほど歩くと反射板がありました。こちらの方が見晴らしが良いです

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手前右の太郎山と左の尖った奥白根山がよく見えます

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左が帝釈山 右が女峰山 立派な山容です

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小真名子山の急な下りを経てガレ場にたどり着きます
浮石多数なので少しずつ下ります ガレバキライ

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足元を見て下らなければならないことは分かってはいるのですが…
山容では男体山よりこちらのほうが好きです

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100mは下りますでしょうか、まさかこんなガレ場を下ることになるとは思いませんでした

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下るのも辛いですが、登りも辛いですね

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難所を下り終えるあたりでは女峰山は見えなくなっていました

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10:10 富士見峠に到着しました ふぅ
ちらっと女峰山に登ろうかとも思いましたが、緊急事態宣言解除後の週末で渋滞に巻き込まれるのを恐れ、早々に下山することにしました

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ほぼ平坦な道ですが、こんな感じの林道が2時間続きます…

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振りかえると、小真名子山山頂に雲がかかりつつあります ガレ場も見えます

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土砂崩れのようです 葉は色づいていました

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ダケカンバの林道を歩きます

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カラマツの林道もありますが、まだ黄葉していません

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一般車通行止めです

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12:45 ようやく志津乗越まで戻ってきました 後は自転車で下るだけです

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梵字飯場駐車場を颯爽と通り過ぎます

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13:15 三本松駐車場に戻ってきました

大真名子山・小真名子山は三百名山にもなっていない山ですが、実に登り甲斐のある山でした。双方の山ともに急勾配であり、ガレ場が印象的なきつい山でしたが、男体山と女峰山の間にある山なだけに、両名山をそれぞれ同じ距離感で楽しむことができました。

また、自転車を使用することでどれだけ時短になるのかについても記しておきたいと思います。

(往路:三本松駐車場→志津乗越)
徒歩2時間35分(山と高原地図コースタイム)
自転車で1時間10分
1時間25分短縮

(復路:志津乗越→三本松駐車場)
徒歩2時間10分(山と高原地図コースタイム)
自転車30分
1時間40分短縮

なお、自身の備忘のため、梵字飯場駐車場までの行き方も記しておこうと思います。
登山地図ですと徒歩ルートは紫の道をたどりますが、この道を車で行くことは厳しいです。車では水色の道をたどって梵字飯場駐車場に行けます(帰り道に自転車で水色のルートをたどって確認しました)。
そこまで悪路でもないので、よほど車高の低い車でない限りは底を擦らないで行けると思います。
次回志津乗越に行く際は、車で梵字飯場駐車場まで行ってみようと思います。

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ヤマプラをもとに作成
紫が徒歩ルート、水色が自動車ルート

日光ファミリーの山は残すところ女峰山だけですので、またいつか霧降高原などから登ろうと思います。

なお、ご参考までに他の日光ファミリー登山の記録をリンクしておきます。

男体山 2018年9月

太郎山 2020年11月