【南アルプス南部】花を見に荒川三山へ 2021年7月 Day1
新静岡ICから畑薙第一ダムまで距離にして70kmあまり、2時間峠道を走り続け、自分の運転に車酔いしつつ5:00am到着。
沼平無料駐車場はすでに満車のため、畑薙第一ダム駐車場付近に停めました。
折りたたみ自転車に乗って5分ほどで南アルプス登山指導センターに到着。
ゲートは閉じていました。
登山届を提出し、ゲート脇の狭いスペースから自転車を通そうとすると、指導センターの管理人さん?から「まず荷物を向こうにおいてから自転車を通した方がいいよ」とのアドバイスをいただきました。なるほど。
スムーズにゲートをパスし、椹島(さわらじま)ロッジまで向かいます。
ここから椹島ロッジまで約17km、徒歩ですとコースタイムで4時間30分、自転車では2時間ほどでした。
道は緩やかなアップダウンがあり、砂利道&でこぼこ道があり、テン泊装備のザックを背負って自転車に乗るとやがてお尻が痛くなりますので、上り坂では徒歩でお尻の痛みを回復させ、下り坂で自転車に乗り距離を稼ぐという感じの繰り返しでした。
昨年2020年の南アルプス南部はコロナ禍により完全閉鎖だったようですが、今年2021年は東海フォレストの営業自粛により山小屋は引き続き営業休止しているものの、避難小屋は解放されていました。テントサイトも使用できます(トイレは有料です)。
この4連休は北アルプスのお花畑を見に行こうかとも思いましたが、小屋が完全予約制かつ大混雑が予想されましたので、空いていそうな(椹島ロッジまで4時間かけて歩くor自転車を持ってこられる人が少ないと思われる)南アルプス南部を選択しました。
さて、7:20amに千枚岳登山口に到着しました。
スタート直後からいきなり急登になりますが、登りはじめてものの5分で右太ももがつりそうになりました。在宅勤務での運動不足が原因ですが、このまま千枚小屋までたどり着けるか不安でした。
序盤の急登を登り切れば、あとは比較的なだらかな登山道でした(なのでこのルートを選択しました)が、やはり体力低下は否めず、ほぼコースタイム通りの登りとなりました。
10:30 2時間余りで清水平(標高1,870m)という水場ポイントに到着しました。
小屋は営業していませんでしたが、スタッフがいましたので宿泊場所を伺ったところ、小屋左手に階段があるとのことで、そこから2階の冬季避難小屋に入れました。ここの他に1分ほど離れた場所に百枚小屋という小屋も利用でき、そしてテン場も使用可とのことでした。
一瞬テントを張ろうかとも思いましたが、この後雨予報とのことでしたので、冬季避難小屋にお世話になることにしました。
小屋に入り、ザックを降ろして荷ほどきをしていると、急に雷がゴロゴロ鳴りだし雨が降ってきました。小屋到着が少し遅かったらずぶ濡れになっていたところでした。
1時間ほどで雨が上がりましたので、外に出て近辺の高山植物を楽しみました(花の名前は後日調べました)。
さて、翌日は赤石岳まで縦走したかったのですが、こんな足の調子なので荒川三山とお花畑を楽しみにピストンすることにしました。
2日目に続く