【百名山】浅間山 登山&キャンプ 9月3連休
3連休2日目、台風一過の好天を期待し、未明の中登山道具とキャンプ道具を持って車に乗り込みました。
上信越自動車道の松井田妙義ICを過ぎ、長いトンネルを抜けると曇天だったことに愕然とし、気分萎えぎみに高峰高原へ向かいました。
小雨の降る中、峠道を登っていくとやがて雲を抜け、高峰高原に着くと雲海が広がっていました。
登る前から絶景です。
高峰高原ホテルの無料駐車場には午前6時過ぎに到着しましたが、すでに9割ほどの駐車率でした。さすが連休…
ホテルから車坂峠登山口まで徒歩1分なのですぐにわかりました。
なお、ホテルそばの駐車場は40台ほど停められます。登山口そばの高峰高原ビジターセンターにも50台ほどの駐車場があります。いずれも無料です。
コースタイム
計 6時間30分
車坂峠登山口 6:40~(50分)~トーミの頭 7:30~(30分)~湯の平分岐 8:00~(70分)~前掛山 9:10-9:30~(50分)~賽の河原分岐 10:20~(50分)~仙人岳 11:10~(20分)~蛇骨岳 11:30~(20分)~黒斑山 11:50~(80分)~車坂峠登山口 13:10
車載温度計は10℃を指していましたので、半袖では寒く1枚薄手のアウターを羽織ります。
勾配はきつくなく淡々と登る感じの登山道です。
黒斑山へのアプローチには「表コース」と「中コース」がありますが、「中コース」を選択しました。
樹林帯を50分ほど登ると分岐に着きました。
黒斑山方面に向かうと視界が開けました。
トーミの頭に着きました 7:30
トーミの頭を過ぎると分岐になり、直進すると黒斑山方面で外輪山を縦走することになり、右折して「草すべり」を下りると湯の平経由で前掛山に行くことになります。
どちらに進もうか少し迷いましたが、まず前掛山に行ってから「Jバンド」を登り、前掛山を眺めつつ外輪山を歩く方が前掛山の余韻に浸れそうなので、「草すべり」を下ることにしました。
登山口の標高が2000mほどで前掛山の標高が2524mですので、標高差がなくサクッとした登山をイメージしていましたが、登り下りを繰り返しますので、予想に反してかなり登った感のある登山になりました。
さて、ここからキャンプ場に向かわなければなりません。
今回お世話になるキャンプ場は「かくれの郷 キャンプ場」です。
2020年にできた新設キャンプ場のようです。軽井沢の北部にあるキャンプ場です。
食材を買うため軽井沢に向かうのですが、連休中の軽井沢なので見事に渋滞にはまってしまい、キャンプ場に着いたのは16時を回ったころでした。
前日にフリーサイトを予約(@4500円)したのですが、区画エリアのオートサイトはほぼ満杯でした。フリーサイトは管理棟から100mほど離れたところの林間にありましたが、そこも地面がフラットな場所はすでにテントが張られていました。
なんとかテントとタープを張れる個所を確保しました。
このキャンプ場は温泉が無料(キャンプ料金に含まれている)ですし、さくっと汗を流しに行きました。そしてマイテントに戻ったころには日が暮れていました。
前日(連休初日)にフリーサイトを予約できた割にはそこまで悪くないキャンプ場と思いましたが、ゴミ捨て場やトイレ、洗い場が管理棟近くにありフリーサイトから遠いのが難点でした。しかもトイレは仮設トイレ×3が炊事場の近くにあります。
区画エリアのオートキャンパーもこのトイレを使用することとなり、キャンパーの人数に対してトイレの数がマッチしておらず、また炊事場には自然と人が集まりますので、落ち着いて用を足すことができないところがイケてない感じでしたが、現在新管理棟を建設中でしたので、これから良いキャンプ場になっていくのでしょう。
キャンプをメインに楽しむ場合はコスパが良いとは言えず、3連休にもかかわらず直前に予約ができたことの理由はそこら辺にありそうですが、源泉かけ流し温泉があるのと、軽井沢に遊びに行けるロケーションを「利する」と思えるかどうかでしょうか。
山ではトイレまで数分歩かなければならないキャンプ場もあり(e.g. 北アルプス薬師峠キャンプ場)、しかも山のトイレは水洗でないのが普通であり、下界のキャンプ場でも無料や格安のキャンプ場の場合は色々設備に難があり、自分はそういうことに慣れていましたので、このキャンプ場にもそれほど嫌悪感を抱かず「直前に予約できた(焚き火ができる)のだからこんなものだろう」程度で受け入れることができました。
でも友達やパートナーとのキャンプでは使用しないだろうなと想像します。
さて、最後はキャンプ場の評価をしてしまいましたが、この3連休は未踏の百名山を踏破し、焚き火も楽しめましたので、フル充電できた休日でした。