毎年ゴールデンウィークにどこの山に行くかは悩ましいところ。
登山スキルがあれば残雪登山、雪解けした山の山頂から残雪のアルプスや富士山を見るのもありですね。でもGWに花を見に登山するという選択はあまり多くないかもしれません。
昨年、高山植物を楽しむため7月にトムラウシ山に行ったとき、とある避難小屋でご一緒した人と山談義した際に佐渡島登山を勧められ、それが頭の片隅に残っていて、2024年のGWに佐渡島の金北山(きんぽくさん)に行くことにしました。
なかなか佐渡島に行かない人が多いかもしれませんので、山行レポートだけでなく佐渡へのアクセスから記していきたいと思います。
その前に、まず登山地図をどうするかですが、山と高原地図には金北山は掲載されていません。YAMAP地図ダウンロードでもよいのですが、事前に佐渡トレッキング協議会にメールしたら無料で地図を郵送してくれました(2024年5月現在)。
下記からコンタクトしました。
安全に&楽しく | さど観光ナビ

4/30 新潟港からカーフェリーに乗ります。事前にチケットをネット予約。車両サイズで金額が異なるため、当日受付で車検証を提示して車両サイズを確認され、往復で32,580円(2等運賃込み)を支払います。

陸地は半袖でも問題ありませんでしたが、海上は地上に比べて気温が低く、甲板に出ると風も受けるので肌寒かったです。ちなみに船内では毛布が100円でレンタルできます。

海路の国道もあるんですね、知りませんでした。

佐渡島が見えてきました。航海時間は2時間半ほどです。

昼時に佐渡島の両津港に到着しました。港からほど近い天國というところで刺身定食をいただきました。

ホームセンターで薪を買い、赤亀・風島なぎさ公園という無料のキャンプ場にお世話になりました。トイレも水洗でした。
翌日5/1は曇りのち晴れ予報でしたので、登山はせず観光日に当てました。
そしてその次の日。
天気予報は晴れなので登山決行です。

出所:「らくルート」より アオネバ登山口~金北山のピストンにしました

5/2 5:40 アオネバ登山口(標高296m)に車を停め、登山開始

早速オオイワカガミです。早朝は光が弱くピンボケが多くなってしまいました

ニリンソウの群生

スミレサイシンか

日本固有種のシラネアオイ。花は手のひらほどの大きさです。山野草の女王と言われています

良い雰囲気です。佐渡島にはクマやシカ、イノシシなどの大動物がいないので、登山も安心ですし植物にとっては天国です。

登山開始直後からお花畑なので、写真を撮るのに忙しくなかなか前に進めません。

シラネアオイロード

白いニリンソウがそこらじゅうに咲き乱れています

カタクリ

7:20 視界が開けマトネ(標高937.5m)からみる金北山

カーフェリー乗り場がある両津港が見えます

稜線上は結構アップダウンがありそうなので、足に余力を残しつつ歩きます

カタクリ 日が当たると花弁が反り返ります

稜線とはいえ、樹林帯もあります

8:00 登山開始から2時間20分 ツンブリ平から金北山方面

写真ではわかりにくいですがフェリーが見えました

鳥も気持ちよさそうにさえずっていました

8:15 真砂の峰から見る金北山 まだまだ遠い…

色違いのミネザクラ

アマナ

キクザキイチゲ

8:50 天狗の休場というポイント 佳境に入っていきます

エチゴキジムシロ

カタクリロード

雲が沸き上がってきました

右方面にトレースがありますが、正しいルートは左です。矢印のところにピンクテープがあるのに間違えて右に行きました。なぜ間違えたかと言うと、何も疑わずにトレースをなぞったということもありますが、右方面に金北山が見え、ずっと金北山目指して歩いているので右側に行ってしまいました。こういうところから迷子になるんですね。

右方面を歩きたくなります

木々を跨いで進んでいきます

9:30 鏡池でしょうか

核心部っぽくなってきました

ロープ場 ここだけがっつり雪がありました

でも足跡のステップがありましたので、問題なく登れます

ロープ場を登りきると山頂が見えました。最後の登りです

山頂の建築物は自衛隊の施設になります。現在は使用されていません

9:50 登頂 標識には「金北山 1,172m」とあります

山頂には金北山神社がありました

建築物があるので北側の景色は見にくいです

建築物があるので座って北側の風景を見ることはできません

南側は座って景色を楽しめます

雲と同じ高さです。雲のある景色も嫌いではありません

山頂から先は防衛省が管理する道のようです。そろそろ引き返します

先ほどのロープ場です。雪は緩んでいたものの腐ってはいなかったので踏み抜きはしませんでした

下山すると雲がなくなる、例のやつです…

登山者が休憩している場所(写真右)が天狗の休場です 11:20

復路もいくつか登り返しがあります

11:50 あの峰が真砂の峰です。だんだん足が疲弊してきました

エチゴキジムシロ 癒されます

雪割草(オオミスミソウ)

12:50 マトネまで戻ってきました。ここまで来ればもう登りはありません

陽を浴びて花開くニリンソウ

何の写真?と思われるかもしれませんが、ヘビの(胴体の)写真です

息をのんでしまうほど自然豊かな森です

14:10 無事下山
計8時間30分 結構ハードな登山でしたが、まさかGWに登山で花を愛でることができると思わなかった(GWの金北山がそういう山という事前情報を入手していなかった)ので、GWの登山としてはかなり印象深いものとなりました。
当初、佐渡島には一生に一度行けばいいかなと思っていましたが、再訪する可能性は十分あります。佐渡の主要な観光名所はまわったので今度は公共交通機関を使ってドンデン高原から白雲台まで縦走してみたいと思いました。
ということで登山記は以上です。
5/3はのんびり観光し、5/4に帰りました。
ここから先は佐渡の主要観光名所をダイジェストでお送りして終わりにしたいと思います。

松ケ崎の古い街並み

妙宣寺 五重塔もあります

トキの森公園でトキを見られます

朝陽 佐渡は朝陽も夕陽もきれいでした

二ツ亀キャンプ場 キャンプ場から二ツ亀が見えます

二ツ亀 ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン二つ星の名勝

大野亀(標高167m) この奇岩は登ることができます

大野亀頂上からの景観

尖閣湾揚島遊園

北沢浮遊選鉱場

ラピュタを想起させるのも頷けます

ド定番の佐渡金山 金の採掘でできた巨大な穴

佐渡金山のシンボル 道遊の割戸

主要な観光名所を行き、島も一周しましたので帰ります

乗船客からの餌付けのかっぱえびせんを空中で上手にキャッチしてました