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山に登って見たこと聞いたこと感じたことなどを中心に。

【東京 奥多摩】雪が降った翌日の三頭山 2019年2月

3連休の2/9(土)は関東地方南部で雪が降りました。予報では23区で積雪5㎝ということでしたが、奥多摩はどうだったでしょうか。

サクッと雪山に行きたく、奥多摩に行きました。

 

8時過ぎに奥多摩駅に着きました。

晴れ、無風、気温は0℃を下回っているでしょうか。

すぐに奥多摩湖方面のバス乗り場に向かいますが、みるみるうちに奥多摩湖行きを希望する登山者が集まり、最終的には50人ほど並びましたでしょうか。

8:30鴨沢西行き臨時便のバスに乗ります。バス内は満員です。

そのバスは水根バス停(鷹ノ巣山登山口)で5名ほどを降ろし、奥多摩湖バス停(御前山登山口)でごっそり降ろし、小河内神社バス停(三頭山登山口)で自分を含む3名を降ろし、後の15名ほどをおそらく雲取山登山口で降ろすのでしょう。

 

今回は新規のザックの使用感を確かめるのと、雪山山行が目的です。場所は奥多摩三山で未踏だった三頭山をチョイス。

今回のルート

 小河内神社バス停(9:00)~65分~イヨ山(10:05)~40分~ヌカザス山(10:45)~60分~三頭山(11:45-12:20)~55分~槇寄(まきよせ)山(13:15)~40分~仲の平バス停(13:55)

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出典:ヤマプラ

 

 9:00前に小河内神社バス停で下車し、準備運動もそこそこに出発します。10mほど先に写真のような右手に階段を下る箇所があり、そこから奥多摩湖に降ります。

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降りたら、浮き橋を歩いて奥多摩湖を渡ります。

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奥多摩湖を渡り切り、少し歩くとアスファルトに出ます。

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10分ほどアスファルトを歩くと左手に三頭山登山口があります。

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 登り始めてすぐに倒木がありました。

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いきなり迷いました。倒木を越えて直進なのか、脇道があるのか。周りを見渡すと、右手にピンクテープがありました。なので右に向かいます。

踏み跡はありますが土がやけに柔らかい。300名山である三頭山でこの柔らかさに違和感を覚えました。

どうやら道を間違えたようです。再度倒木箇所に戻りルートを確認すると、倒木の先に踏み跡がありました。よく見れば倒木の上部が削れているので、正解は直進でした。

 

雪が薄く積もっていますが、凍結しているわけではありませんので、危険ではありません。

それなりの勾配が続き短時間に高度を上げていきます。

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1時間ほどでイヨ山に到着です。誰もいません。景色も望めませんので先に進みます。

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せっかく登りましたが結構下ります。

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イヨ山-ヌカザス山の間はしっかりとした鞍部になっており、特にヌカザス山手前の上りは結構きつかったです。

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10:45 ヌカザス山に着きました。

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山頂の様子 冬だと視界が開けているようにも見えますが、夏は葉っぱで景観が遮られそうです。

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しかし、中途半端に雪で覆われているのでルートがよくわからない箇所があります。雪の踏み跡を見ればいいのか、地面の踏み跡を見ればいいのか、その両方なのでしょうがなかなか難しいものです。よい経験になりました。

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しばらくは勾配の少ない山道が続きます。気温は低いのでしょうが、風がないのでTシャツ+長袖シャツだけでも寒くはありません。

やがて急な下りに来ました。その先には何やら山が見えますが、おそらくはあれが三頭山かなと目星をつけて下ります。

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 下り切り、登り返しの急勾配を登っているとロープが張ってありました。急登と枯れ葉で滑りましたので、ロープを掴んで慎重に登ります。

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急登を登りきると、平坦な道になりました。三頭山はさらに先のようです。

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三頭山最後の登りです。

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11:45 山頂に到着しました。残念ながら期待した積雪はありませんでしたが、なかなか登りごたえのあるルートでした。

山頂には5人ほどがいました。混雑していないのはよいことです。

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広い山頂ですが、360度景観良好というわけではありません。

南東、富士山の方角と、

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北側の鷹ノ巣山方面は開けています。

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富士山の見えるベンチにザックを降ろしランチにします。皆さんはバーナーを使用しており、「ゴーッ」という心地よいガス音を出して水を温めていました。自分は保温ボトルです…

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青梅駅でおにぎり1個食べたきりで腹ペコだったので、ランチは一瞬で終わりました。

さて、先日購入したザックの使用感ですが、フィット感はよいです。肩が痛くなることもありませんでした。ウェストベルトはヘソより少し下の位置で固定した方がよかったですが、まぁ日帰り用ザックなのでさしたる問題はないと思われます。

それと、フロントポケットからザック内にアクセスするのは、やはり使いづらかったです。

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山頂で35分過ごし、次の槇寄(まきよせ)山にいきます。鞘口(さいぐち)峠方面と、西原(さいはら)峠・三頭山避難小屋方面の2つあるので下る際は注意が必要です。富士山側にある西原峠方面に下ります。

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10分ほど下っていると三頭山避難小屋がありました。外観はきれいです。

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小屋内もきれいです。

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注意事項です。

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そこまで寒くないと思いましたが、12:30現在で-3℃のようです。

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これから大沢山と槇寄山を登ってから下山しますが、多少のアップダウンがあるものの、それほど急勾配がある感じではありませんでした。それより、ルートを読み取りにくい箇所がいくつかありました。

例えば↓の写真では、右側に行きたくもなりますが、正解は左です。(とはいえ後ほど合流できます)

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また、↓の写真では左側に行きたくなりますが、正解は右側です。よくみると右側にピンクテープがあります。こちらは合流しませんので注意が必要です。

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13:15 槇寄山に到着です。誰もいませんが富士山方面の景観はよいです。富士山は雲に隠れてしまいましたが。

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ここから仲の平バス停まで山と高原地図のコースタイムでは1時間ですが、なだらかな下りでしたので小走りで下り、40分で下山しました。

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そこから数分歩くと、数馬の湯があります。ここで汗を流してからバスで武蔵五日市駅に向かいました。

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計5時間の比較的コンパクトな登山でしたが、なかなか中身の濃い内容でした。

たいした積雪はなく凍結もありませんでしたので、そういう意味での危険性はありませんでした。