Day1:立山三山縦走
扇沢には7時過ぎに到着しました。
有料駐車場は350台停められます。
無料駐車場は170台+60台停められます。すでにいっぱい車が停まっていますが、運よく無料駐車場で1台の駐車スペースを発見しました。
扇沢に来る途中でコンビニおにぎりを3つ購入し、その一つをほおばりながら登山準備をします。
パッキングしていると、年配の男性が声をかけてきました。
なんでも九州から黒部ダムを見に来たそうです。
あまり時間に余裕がないが、手を動かしつつその男性と話しをします。
男性:「これからどこに行くの?」
自分:「アルペンルートを使って立山に行きます」
男性「私も登山をするんだけど、妻は登山をしないんだよね。だから今日は黒部ダムまでしか行かないんだ」
自分「夫婦のどちらかが登山しないのはあるあるですよね」
男性「こんな格好(半袖Yシャツにスラックス)だけど寒くないかなぁ」
自分「黒部ダムまでなら大丈夫だと思いますよ」
男性「そういえば、ここから少し下にも駐車場があったけど、あれは何なの?」
自分「立山とは違う山の登山口駐車場じゃないかと」
そんなやりとりをして男性は去っていきました。
急ぎパッキングを終え扇沢駅に向かいましたが、いろいろとパッキングし忘れてしまったのに気づいたのは雷鳥沢キャンプ場に着いてからでした。

扇沢駅 なんとか始発のチケットを購入。扇沢-室堂間往復チケットで12300円。往復有効期間は5日間とのことでした。

黒部ダムを通ってケーブルカーに乗り換えます


黒部平から大観峰まではロープウェイを使います

2024年度で引退となるトロリーバス 通称トロバス。2025年からは電気バスになるそうです

8:55 室堂入り。晴天です。さてテン場はどうやって行くんだっけと登山地図を探すも見つかりません。地図を車に忘れてしまいました。幸いここは観光地なので至る所に案内板があり、迷うことはありませんでした

ここは楽園のようです

みくりが池の青さよ

地獄谷の硫黄臭に咳き込みながら歩いていくと、

雷鳥沢キャンプ場が見えました
雷鳥沢キャンプ場の管理所で2泊分の受付をします。1泊につき1000円です。
トイレは水洗、水場も蛇口から常時水が流れている状況ですので、水で困ることはありません。
管理所にはホワイトボードに天気予報が書かれており、本日は午後から一時雨となっていました。こんな天気が良いのに本当かなぁ
受付を済ませ、テントを張って荷を解いたところで愕然としました。
2泊3日分の食糧がありません。
すべて車に忘れてしまいました。
行動食としてカロリーメイトが何本かあるのと、今朝コンビニで買ったおにぎりが2個あるだけです。
どうしよう…
ここは観光地。室堂ターミナルの売店にはお土産以外にも何か軽食を売っているはず。
ということで、登山装備をしてから急ぎ室堂ターミナルまで戻ることにしました。

室堂ターミナルの売店でご覧の食糧をGET。また、食堂があったので牛丼(1000円)を食べました
ちなみに、今回の忘れ物は、登山地図、食糧、サングラス、歯ブラシの4つでした。扇沢の駐車場で男性に話しかけられて集中力を欠いていたとしても、あまりのお粗末さに自分を呪いました。
昨日、地図とにらめっこしていたので、立山のルートはある程度頭に入っていましたし、サングラスが無くてもなんとかなりますが、歯ブラシは個人的にやや致命的でしょうか、食糧は論外。

気を取り直して11:00登山開始です。立山三山を縦走します

一の越山荘まではコンクリートで固められた石道なので、スニーカーでも大丈夫です

一の越山荘着 やや雲が湧いてきました

一の越山荘から雄山へは、本格的な登山装備が必要になります(スニーカー不可)

浄土山方面 眼下に一の越山荘

かなり険しい登りです。なお、写真に収められませんでしたが、この登りでオコジョを見ました

12:00 雄山神社立山頂上社務所に到着

入口で700円を支払い、雄山山頂の雄山神社に向かいます

山頂の峰本社の脇にちょこんとある標識

登拝者は20人位いたでしょうか、神主さんのお導きによって全員座って頭を下げ、お祓いをしていただきました。その後、全員浄土山の方を向き(峰本社を背にして)、謎の万歳を2回行いました

富士山、白山には登ったことがあるので、これにて日本三霊山コンプリート

雄山神社立山頂上社務所に入ると手書きマップがありました。これを写真に撮って地図代わりにしよう

12:30 さて儀式も終わったことですし、縦走を開始します

岩稜帯の登山道です。あまり勾配はありませんので、ライチョウはいないかなとよそ見をしていたらコケて背中を強打。ザックのおかげで痛みはなかったですが、掌を1cmほど擦りむき、そこから血が噴き出てきました。よそ見や油断はするものではないですね

12:50 大汝山 景観は望めないのでサクッと通り過ぎます

13:10 富士ノ折立 景観は望めないのでサクッと通り過ぎます

雲の合間から黒部湖が見えました

真砂岳へ至る下り ここでぱらぱら雨が降ってきました。雷鳥沢キャンプ場管理所の天気予報は当たりでした

13:30 ここから別山に行こうか迷いましたが、今回は下山することにしました

大走りの下りはザレているので、再びコケないように気をつけます

しっかりと雨が降ってきましたのでレイン装備にします

レインパンツは面倒なので履かなかったら、(当たり前ですが)下半身がびしょ濡れになりました。靴はなんとか無事でした

雨は10分ほどで止み、そして雷鳥沢キャンプ場が見えてきました

14:40 雷鳥沢キャンプ場に戻ってきました

下山したらアルコールを飲みたくなるものです。ビールを飲むためにみくりが池温泉に向かいます。写真ではわかりにくいですが、テン場から地獄の階段を登っていきます

16時前にみくりが池温泉到着。すでにレストランは閉店していますが、喫茶店は16:30まで営業していました。生中800円


1杯では足らず、店内に入り追加オーダー。生中+ハーフピザセット1200円

みくりが池温泉ではクレジットカードを使用することができますが、自販機対応していないので、有人受付カウンターでクレカ注文しました。また、嬉しいことに売店でカップヌードルが400円で販売されていたので1つ購入。そしてそして、なんと有人受付カウンターでビジネスホテルに置いてあるような歯ブラシが50円で販売されていましたので即購入しました

いろいろ満足してテン場に戻ります。テン場への下りは楽ちんです

テン場で立山の山容を見ながら和みます

陽が暮れ、立山三山上空の雲がピンクに染まります

あとは寝るだけなので、晩ごはんはバームクーヘンとコンビニおにぎりでした
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立山三山縦走
計 3時間40分
11:00 室堂ターミナル
↓(30分)
11:30 一の越山荘
↓(30分)
12:00-12:30 雄山
↓(20分)
12:50 大汝山
↓(20分)
13:10 富士ノ折立
↓(20分)
13:30 大走り分岐
↓(70分)
14:40 雷鳥沢キャンプ場
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Day2:大日三山ピストン

4:30登山開始 登山口が分からず間違ったところを歩いていましたが、前方でヘッデンが点灯しているのを見つけ、そちらが登山道なのかと思い軌道修正。そしてこの標識を見つけることができました

5:30 雷鳥沢キャンプ場方面 ヘッデンがいらなくなるくらいに明るくなりました。3000m級の山頂は雲で隠れていましたが、視界は悪くありません

奥大日岳山頂も雲で隠れていました

弥陀ヶ原が一望できます。首都圏在住者は長野県側から立山入りすることがほとんどなので、いつか富山県側から入山したいです

7月ごろですと高山植物の花々で一杯なのでしょう

5:50 二百名山である奥大日岳山頂。ガスっていて残念でした。エネルギー補給に最後のコンビニおにぎりを食べました

奥大日岳を下ります

大日岳が見えました

なかなか楽しい縦走路です

チングルマが草花ではなく、超低木の樹木であることがわかりますでしょうか

振り返り奥大日岳方面

稜線上の平坦地である七福園。晴れていればちょっとした天空庭園の雰囲気を味わえたでしょうか

この写真だけ見ると、まるで北海道は大雪山系の登山道みたいです

7:10 登山道の途中に標識がある感じで、登頂した感覚が薄かった中大日岳

大日小屋と大日岳が見えてきました。ガスも晴れ青空が見えてきました

大日小屋到着。小屋の看板が掲げられているだけで「お疲れさまでした。一服どうぞ」とか「売店あります」などの営業色は皆無でした。

大日小屋Tシャツ購入 4000円也(帰宅後に画像作成)

Tシャツの包装紙に漢詩の訳が入っていました

大日岳への登り

剱岳は姿を見せてくれません

7:30 大日岳到着

晴れていれば目の前に剱岳がドーン、なのでしょう

奥大日岳方面は晴れつつあります

貴重な食糧をありがたく頂きました

富山市街

山頂の気温は17℃。風がないので半袖でも寒くありませんでした

そろそろ戻ります

白馬岳方面

振り返り中大日岳と大日岳

奥大日岳の最後の登り

弥陀ヶ原

イワヒバリ 数mまで近づいても逃げませんでした

9:30 奥大日岳まで戻ってきましたが、残念ながらガスっていました

キャンプ場が見えてきました

11時に雷鳥沢キャンプ場着。着替えなどの準備をして、温泉と食事をしに再びみくりが池温泉に向かいます

温泉で汗を流した後、レストランでみくり丼1300円と生中+ホタルイカセット1200円を注文。みくり丼に乗っているうねうねしたものは富山湾の深海魚であるげんげ

生中+しらうおセット1200円を追加注文

小屋泊でなくテン泊で安上がりなので、その分?みくりが池温泉で散財しました。
大変お世話になりました!

テン場に戻ってからは、マットの上でごろごろしながら山岳リゾートの景観を楽しみました

今晩と明日の朝食をこの食糧で過ごします。酒は雷鳥沢ヒュッテで買いました



晩ご飯は貴重なカップヌードルと鱒の押し寿司、立山最後の晩餐でした
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大日三山ピストン
計 6時間30分
4:30 雷鳥沢キャンプ場
↓(80分)
5:50-6:00 奥大日岳
↓(70分)
7:10 中大日岳
↓(10分)
7:20 大日小屋
↓(10分)
7:30-7:50 大日岳
↓(10分)
8:00-8:10 大日小屋
↓(10分)
8:20 中大日岳
↓(70分)
9:30-9:40 奥大日岳
↓(80分)
11:00 雷鳥沢キャンプ場
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Day3:室堂→扇沢

6時すぎ、快晴

雷鳥沢キャンプ場撤収。お世話になりました

大日連山が見えました

7:00 室堂に到着するころには雲が発生していました

室堂始発が8:15なので、それまで室堂平を散策しました

イワイチョウが秋の装い

イチョウの葉に似ていて秋に黄色に色づく様子も似ていることからイワイチョウという名がついたそうです



重要文化財 立山室堂 現存している日本最古の山小屋だそうです

8:15 十分に立山を堪能したので満足して扇沢に下りました。
立山の天気は山天気そのもので、天気が良いのは朝7時ぐらいまでで、以後は曇ったり晴れたりころころ変わりました。ですが終始風が穏やかだったことは良かったです。
食糧難の危機も乗り越え、カネの力でひもじい食事にならずに済みました。
剱岳を見ることができなかったのは残念でしたが、過去に見たことありますし登ったこともありますので、リベンジ感は特になく、充実した立山山行となりました。