Blogger004’s blog

山に登って見たこと聞いたこと感じたことなどを中心に。

【東京 奥多摩】鬼滅の刃の聖地 雲取山(2020年10月18日)

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、現在映画が空前のヒットとなっている鬼滅の刃、そのファンの間で知られている、主人公の竈門炭次郎およびその妹の禰豆子(ねずこ)の故郷が雲取山です。
その雲取山に登りに行ってきました。

雲取山が鬼滅の聖地であることを知ったのは下山後のことで、それまで聖地のことなぞ知らず、ただ唐松の様子を見たかっただけでした(鴨沢バス停にて聖地であることを示す表示がありました)。

雲取山の唐松黄葉は有名ですので、今回はそっちのリサーチでした。

(以後、鬼滅の刃の話は出てきませんので悪しからず)

8時ごろ留浦(とずら)バス停で下車し、そこから徒歩で鴨沢に向かい、登山開始です。

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鴨沢方面

鴨沢ルートは山頂付近を除けば急登はありませんが、道のりが長いのが特徴です。淡々と登り、唐松エリアまで高度を上げます。

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写真では黄葉まっさかりのように見えるかもしれませんが、黄葉ピークはもう少し先です。
でも、標高1,700m付近ではカエデなどの紅葉がありました。

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奥多摩小屋あたり

沢登山口から登り続けてきましたので、少し水を飲もうとザックをあさりましたが・・・あれ?

・・・水を忘れてしまいました。

さすがに焦りました。慌てて地図を出して水場を確認します。

雲取山荘と七ッ石小屋に水場マークがありましたので、雲取山荘に狙いをつけ山頂を目指しました。

しかし、山頂についてから雲取山荘に行こうとして結構下ることに愕然とし、ひとまず山頂に戻りました。

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 七ッ石小屋にターゲットを変え、下山することにしました。
ガスっていますし下るのに未練はありませんでした。

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1時間もかからず七ッ石小屋近くのブナ坂という 分岐まで来ましたが、まだ喉がカラカラではなかったため、小屋に寄らずこのまま下山することにしました。

ホリデー快速おくたま」が15:27奥多摩駅発で、それに乗るには鴨沢14:44発のバスに乗る必要がありましたので、下りはややトレラン気味に下りました。

結局5時間半ほどでピストンしました(ヤマプラCTは8時間55分)。我ながらがんばりました。

そんな登山でしたが、今週末(10/24~10/25)は黄葉具合が進んでいるかもしれません。

天気も良さそうなので良い山行を!

【群馬県 新潟県】秋めいた平標山・仙ノ倉山 日帰り登山(松手山コース) 2020年9月末

寝坊、交通事故による関越自動車道の前橋IC~渋川伊香保IC間通行止め(=前橋IC付近大混雑)、苗場山の祓川登山口に通じる林道の工事による通行止めにより、大幅に遅れて10時過ぎに平標登山口駐車場に到着しました。

 前日時点で新潟県の天気予報は晴れでしたので、苗場山に登ろうとしましたが、上記事情により、苗場山近くの平標山(たいらっぴょうやま)に変更しました。

こんなことなら新幹線で越後湯沢駅に行ってからバスを使用した方がよかったですが、今さらです。

駐車場は7割ぐらい埋まっていました。平日にもかかわらず車が多いなと思いました。

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今回は時計回りに歩きます 人気のコースです

10:30 登山道を歩き始めてすぐに、松手山コースと平元新道コースの分岐に来ます。

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松手山コースに入るとすぐに登りになります。

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松手山コースは整備された登山道ですが、そこそこ急坂です

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視界が開け鉄塔が見えました

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引き続き急坂が続きます

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11:10 大きな鉄塔のそばを通り抜けます

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五合目を過ぎたあたりで再度視界が開け、なだらかな道になりました

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しかし七合目からまた急登になります

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このコースでは一合目から九合目までしるしがあります

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山頂が見えてきました。ガスも晴れてきて、紅葉もちらほら

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12:40 平標山に登頂しました 標高1,984m

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ガスが晴れてきて、新潟方面の山々が見渡せます

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仙ノ倉山へつづく道です 良い眺めです

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振りかえって平標山

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仙ノ倉山まであと少しです

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仙ノ倉山頂手前でまた振り返ります

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13:20 二百名山 仙ノ倉山 標高2,026m

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谷川岳へ続く稜線

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雲は多めですが景色を楽しめます

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わかりにくいですが、写真やや右に富士山が見えました

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雲が広がってきましたのでそろそろ戻ります

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良い色に染まっています

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歩きやすい登山道です

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仙ノ倉山方面はガスってしまいました

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平標山山頂からは小屋(平標山乃家)が見えました

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小屋経由で下山します

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14:30 平標山乃家に着きました

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シンクに注がれている水は無料です

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テン場です 5張はいけるでしょうか

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「国内最長」と言われるとトレイルしてみたくなります

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平元新道コースも整備されています

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平元新道登山口まで下りてきましたが、

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ここから駐車場までの道のりが長いです コースタイムで55分です

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15:50 駐車場着

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トイレの前に山と高原地図掲示されていました

今回歩いたコースにいわゆるクサリ場などの危険個所はありませんし、登山道がしっかり整備されていますので道迷いの可能性も低いと思います。ですが下りで使用した平元新道は滑りやすいので注意が必要です。木道がありますので雨で濡れたら要注意です。木道以外もウェッティなので、足を滑らせて転倒しないようにご注意ください。

新潟山のグレーディング一覧によれば、平標山の登山レベルは3-B、つまり難易度は高くありませんが体力はある程度必要です。仙ノ倉山の登山レベルは4-Bなのでさらに体力を要します。ご参考まで。

人気の山のようですが、平日だったからか登山者は多くなかったです。駐車してある車は多かったのですが。。

登山スタートが遅かったこともあり、ややゆとりのない山行でしたが、運よく山頂でガスが晴れてくれたこともあり、楽しく登ることができました。

ちなみに、駐車場は無人ですが有料(600円)でした。

平標登山口10:30~(2:10)~平標山12:40~(40)~仙ノ倉山13:20-13:30~(30)~平標山14:00~(30)~平標山乃家14:30~(1:20)~平標登山口15:50

計 5時間20分

祝 はたらく魔王さま!再放送

10/1の22:00からTokyo MXにてはたらく魔王さま!が再放送されます。

この時をどんなに待ち望んでいたことか。というか待ちきれずに中古DVD全6巻中、2巻と5巻以外は購入してしまいましたが。

揃えきる前に再放送になったことについて、ややもやもや感はありますが、それは小さなことです。

はたらく魔王さま!はよくあるラノベ作品ですが、魔王がバイト生活する(勇者が電話対応の契約社員)という設定が面白くて、この頃から深夜アニメを見るようになったものです。

もしかしたら2期の前触れ?と勘繰りたくなりますが、まずは漏らさず視聴したいと思います。

maousama.jp

【北ア 黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳】2020年SWにテン場予約なしで北アに入山するということ Day4

4:40 久しぶりに4時台にキャンプ場を発ちます。今日も星が見えますので、天気は良さそうです。

30分ほど歩くと三俣峠です。ここから巻道で双六小屋に行くか、三俣蓮華岳に登るか考えましたが、ザック内の食糧が軽くなったこともあり、頑張って三俣蓮華岳に登って双六岳に行こうと決めました。
再度急坂を登り三俣蓮華岳到着。山頂からの景色をお楽しみください。

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鷲羽岳水晶岳方面

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薬師岳・雲ノ平

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黒部五郎岳

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双六岳へと続く稜線と笠ヶ岳

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槍方面 本当に海(湾)のようで、左側から汽笛を鳴らして船が入港してくるのが想像できました

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この景色で山頂を離れるのは困難でした

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この景色を背景にしたくて撮ってもらいましたが、こうなりますよね…

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いつまでもここに居るわけにいきません、そろそろ次に行きます

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双六岳へ向かう途中で日の出を迎えました 美しい

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コルである三俣山荘に雲が流れ込んでいます 雲が流れる様子を動画でUPできず残念です

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チングルマが朝陽に照らされてキレイでした

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槍の前で雲が流れ落ちているようです

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滝雲です もはや滝にしか見えません

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6:50 いつもの双六岳山頂からの槍穂の景色ですが、滝雲のおかげで槍穂どころではありませんでした

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参考:いつもの(?)双六岳からの景色(2014年当時)

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双六岳の雰囲気も載せておきます

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でもやっぱり滝雲を載せざるを得ません 滝の音が聞こえるようです 「槍の大滝」といった感じでしょうか

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絶景にみとれ足元が疎かになり、ゴロ岩や浮石に足を取られつつ双六小屋に来ました 7:40(←危険なので足元を見て下りましょう)

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4連休の間、満員御礼で予約不可だった双六小屋テン場

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9時ごろになると、滝の勢いも無くなってきました

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9:30 鏡平山荘着 2名の取材隊が宿泊していたようです

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勾配の登山道は終わりましたが、この長い道のりの林道がツライです

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11:40 わさび平小屋着 往きでは大変お世話になりました

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13:00 やっと登山口である新穂高温泉に到着 でもここからまだ鍋平駐車場への道のりが残っています…

かなり疲れました。ここから重たいザックを背負って鍋平駐車場に行きたくありませんでしたので、あまりやりたくはありませんでしたが、ここでザックをデポして空身で車を取りに行きました(もちろん貴重品は持っていきます)。

そして無事にザックを回収し、3泊4日の登山を終えることができました。

今回の登山を総括しますと、コロナ禍でなくても連休に北アルプスに行く際は、小屋およびテン場予約が必要かどうかを(ヤマケイとかではなく)小屋のHPをみてちゃんと確認しましょう、ということに尽きます。それを怠ると、計画通りの山行ができません。

今回の本来の山行計画は、双六→薬師峠→雲ノ平→槍ケ岳→新穂高温泉下山でしたが、どれも達成できませんでした泣。

これを機に「その日の気分で幕営場所を決める」などという無計画登山スタイルを見直せたらと思います。

幸い、天気も良く風も強くなく、快適なテント生活をおくることができました。そんな好条件にも関わらず、相変わらずテントで寝られない線の細さがザンネンで悔やまれますが、個人的事情はともかく、山行は計画的に。

これにて3泊4日の黒部源流界隈の山行記録を終了します。4回にわたりご覧いただきありがとうございました。

【北ア 黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳】2020年SWにテン場予約なしで北アに入山するということ Day3

3:40 前日より寒い早朝です。Tシャツ+長袖インナー+インナーダウン+フリース+レインウェアで3シーズン用の寝袋で寝ていて寒気を感じました。

テント内に霜が張り付いていました。寒いわけです。

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空を見るとオリオン座がはっきり見えました。

前日は黒部五郎岳ピストンでしたので、比較的足の疲労度は軽いはずです。参考までに前日の山行記録(Day2 ↓)です。

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テントをたたみ、5:10にテン場を後にします。ここから三俣山荘までコースタイムで2時間30分なので気分的にラクです。せっかくの北アルプスですがテント予約都合を考慮し、縦走したいのをガマンし寝床の確保を最優先にします。

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黒部五郎岳山頂はガスっています

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どこの山頂も雲がかかっていました

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三俣蓮華岳方面もガスっています もしかしてブロッケン現象が見れるのではと思いましたが、残念ながら見れませんでした。後ほどヤマレコを見るとブロッケン現象を見れた人が多かったようです

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三俣山荘へ行く分岐に着きました ここで左折します

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巻道をトコトコ歩いていきますが、

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ちゃんと登りもあります

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鷲羽・水晶が見えてきました

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三俣山荘(写真中央やや右)も見えてきました

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長雨と酷暑の2020年でしたが雪が残っていました

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7:10 頑張って2時間で三俣蓮華岳キャンプ場に着きました。テント数は少ないですが果たして… 三俣山荘へ急ぎます

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恐る恐るテン場の受付をします

本日が連休最終日ということもあり、テント受付はすんなり終わりました。しかし午前7時にテント受付したのは初めてでした。

朝っぱらから平らな場所を探してテント設営です。そしてサブザックを用意し、カロリーメイト2箱分と水と上着を入れて鷲羽岳に向かいました 8:20。

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左奥に黒部五郎岳、右の九十九折の登山道は雲ノ平の入口(急登)です

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まだまだ登ります

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漸く山頂が見えてきました

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9:10登頂

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水晶、裏銀座方面

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風がないと鷲羽池に槍ケ岳が映り込むそうですが、風があります

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双六、笠ヶ岳方面もよく見えます

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薬師岳 つまり360度視界良好です

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山頂にキノコが生えていました

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水晶に向かいます

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強風の場合や大型ザックで通る際はロープを掴んだ方が安心です

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10:00 分岐です 北アルプスの深部に来ました

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水晶岳はまだまだ距離があります

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水晶小屋 マスクを忘れたので小屋に入れませんでした…

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ワリモ北分岐からはなだらかな登山道が続き、稜線散歩で気持ちいいです

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振りかえります

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水晶岳最後の登りはそこそこ険しいです

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山頂が見えました

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10:50 水晶岳登頂

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読売新道の赤牛岳 その右に黒部湖も見えます

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薬師岳方面は雲が出てきました

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鷲羽岳、槍ケ岳方面

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黒部五郎岳 前日はあの山に登っていたんですね

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岩場で狭い山頂でした

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雲が出てきましたので三俣山荘に戻ります

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数年前、季節外れの寒波による凍結のため野口五郎小屋で撤退した裏銀座縦走コース

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ワリモ北分岐を右折し岩苔乗越にきました 12:20

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黒部源流に下っていきます

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ちょろちょろとしか水が流れておらず、ペットボトルにうまく給水できませんでした。一口だけ黒部源流水を飲みました

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沢と共に下っていきます 結構つらい下りが続きます

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13:10 1時間弱下ってやっと分岐に着きました 少し休憩します

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雲ノ平の玄関口である渡渉ポイント

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渡渉ポイントから三俣山荘方面に少し歩くと黒部源流標があります

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そこそこな登りの末、やっとテン場が見えてきました

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13:40 三俣山荘に戻ってきました サブザックなのにかなり疲れました。喉を鳴らしてビールを流し込みました

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無印良品のボロネーゼソースにバゲットをつけて食べます。鷲羽岳はガスってしまいました

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17時ごろになると辺りはガスで覆われていましたが、ほぼ無風でした

 どうやら台風12号が発生したようですが、まだ翌日に影響はないようです。本当は槍→南岳(テン泊)→新穂高も視野に入れていましたが、それを諦めここから新穂高に下山することにしました。

【北ア 黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳】2020年SWにテン場予約なしで北アに入山するということ Day2

2日目、サブザックを用意し黒部五郎岳へ出発します。昨日(↓)足を酷使しましたが、黒部五郎岳ピストンなら大丈夫でしょう。

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7時、晴れてきました

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稜線ルートではなくカールコースを選択しました

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登りはじめは低木の樹林帯を進みます

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40分ほど歩くとカールの景色に出会えます

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巨岩が特徴的です

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沢の音が心地よいです

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タオルを濡らして顔や首を冷やします

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カールを過ぎここから九十九折りの急登になります

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軽量サブザックなので足が前に出ます

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カタ(肩)まで登り切ると、

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西側の北ノ俣岳方面が見え、思わずカメラを手にします

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白山も見えます

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8:35 黒部五郎の肩 5,6個のザックがデポされていました

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あとひと踏ん張り

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15分ほどで山頂に着きます

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8年前に来たときはガスっていましたが、今回は360度視界良好!

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笠ヶ岳乗鞍岳御嶽山方面

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カールの奥に雲ノ平、その奥に水晶岳

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薬師岳(中央)の右奥に剱岳も見えます

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黒部五郎岳稜線ルート(手前)の先に槍ケ岳

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この眺めのため、なかなか山頂を離れられません

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山頂でペペロンチーノを食べました

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惜しいですがそろそろ下山します 再びカールルートを下ります

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気持ち良いカールコースの下りでした

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11:40 黒部五郎小舎に戻ってきました

小屋でビールを買おうと受付に行くと、スタッフからマスクを装着するように言われました。マスクはテントに置いてきてしまいましたので、テン場に行ってマスクを取ってきてから缶ビールを購入しました。

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その後、テン場に戻りソーセージを焼いてちびちびウィスキーを飲んでいると、ヘリの音が近づいてきました。

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先ほど小屋で救助の依頼している人がいたようですが、そのヘリでしょうか

この日の午後はテン場での~んびりと過ごしました。

本当はこの山行では雲ノ平まで足を延ばす予定でしたが、明日は三俣山荘のテン場(三俣蓮華岳キャンプ場)に行くことにしました。しかしそこでもテン場予約が必要かもしれません。黒部五郎小舎スタッフに聞いても三俣蓮華岳キャンプ場の予約が必要かどうかはわかりませんでした。

少しでも早く三俣山荘に行けば1張ぐらい何とかなるでしょう。もし場所が確保できなければ、頑張って新穂高に下山するしかありません。こんな調子なので黒部源流あたりをちょろちょろすることしかできませんでした。

つづく

【北ア 黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳】2020年SWにテン場予約なしで北アに入山するということ Day1

新穂高の無料駐車場には午前3時前につきましたが、すでに満車でしたので、仕方なく鍋平無料駐車場に車を停めます。

(鍋平駐車場から新穂高センターまで歩いて20分ほど(帰りは30分ほど)かかりますので面倒なのです)

少し仮眠してから新穂高温泉登山口に向かいます。天気はあまりよくありません。

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5:30ごろの新穂高センター

ここからわさび平小屋まで距離がありますので地味に疲れました。わさび平小屋で見慣れない看板がありましたが、その内容を見て愕然としました。

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双六小屋と黒部五郎小舎ではテン場予約が必要とのこと

ヤマケイオンラインにて小屋営業状況はチェックしていましたが、4連休事情は当サイトに反映されていなかったため、てっきり予約なしでも幕営できると思っていました。どうしよう…

わさび平付近ではスマホの電波が入らないので電話ができません。まさかここで引き返すことになるのか。。小屋スタッフに相談したら何か糸口が見つかるかもと思い、小屋に入りました。すると衛星電話が使用できる(100円で46秒)とのことで、双六小屋と黒部五郎小舎の電話番号を教わり、ダイヤルしました。

双六小屋には繋がりませんでしたが、黒部五郎小舎には繋がり、何とか本日のテン場予約ができました。

最悪の事態は回避されましたが、黒部五郎小舎までは結構な距離があるので少し心配です。

さて、よっこらしょとザックを背負って登山再開です。

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わさび平以降は本格的な登りになります

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シシウドヶ原付近は紅葉の時期がすばらしいです

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参考:紅葉の時期の小池新道(2014年当時)

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この表示をみてガッツが出てきました

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工事中の鏡平山荘

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鏡平山荘から弓折岳分岐までの登りが辛いです

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10:50 弓折岳分岐(弓折乗越) 視界良好

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弓折岳分岐まで登れば、双六小屋までなだらかな登山道です

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双六小屋が見えました

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最高の天候コンディションになりました

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11:40 双六小屋着 本来はここに宿泊する計画でしたが、本日の登山はここで終了とはなりません

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樅沢(もみさわ)岳の下に双六小屋がみえます

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足の負担を考慮し巻道を選択

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山腹がダイナミックなので巻道も嫌いではありません

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槍ケ岳が良い眺めです

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ここから黒部五郎小舎へ行くには、三俣蓮華岳へ登る必要があります そして両足のふくらはぎがつり始めました

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三俣蓮華岳の登りがかなり辛かったです

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14:20 景色を楽しむ身体的ゆとりはありませんでした。この頃、ふくらはぎに加え両ふともももつり始めました

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三俣蓮華岳から黒部五郎小舎に下ります かなりの鈍ペースでした

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黒部五郎小舎が見えました あとひと踏ん張り頑張ります

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小舎でテン場受付をしてからテントサイトに移動します

15:40 黒部五郎小舎に到着しました。足はぼろぼろです。登山歴は10年になりますが、両太ももと両ふくらはぎが同時につるのは初めてでした。現在の筋体力を完全にオーバーした山行であり、在宅勤務中にトレーニングを怠った自分を呪いました。

とにもかくにも初日の山行は無事終了しました。ついでに次の日のテント予約をお願いしたところ、テントサイトが1つだけ空いているとのことでした。すかさず予約し、ここで連泊することにしました。

つづく