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山に登って見たこと聞いたこと感じたことなどを中心に。

【八ヶ岳】赤岳-横岳-硫黄岳+赤岳 2018年11月10日~11日

11/10 6:35am、霧がかっていた中央高速道は日の出とともに晴れ間が見え始めましたが、八ヶ岳はガスっている模様です

昨夜の雨は上がり、本日、翌日共に晴れ予報でしたが、やや雲が残っていました

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いつもは美濃戸口にクルマを停めますが、本日は思い切って美濃戸まで行きました

クルマの底を4、5回擦りました

7:20 赤岳山荘の駐車場にクルマを停めます

天気が良くないからでしょうか、駐車場は空いていました

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駐車場管理スタッフが来たので2日分の2,000円を支払います

準備を整え登山スタートです

今回のルート

美濃戸(7:35)~95分~行者小屋(9:10-10:00 テント設置)~55分~赤岳(10:55-11:15)~75分~横岳(12:30)~40分~硫黄岳(13:10-13:40)~55分~赤岳鉱泉(14:35)~25分~行者小屋(15:00)

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今回も南沢ルートから登ります

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今年の台風の影響で登山道は荒れていました

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土石や流木の上を歩きます

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森林帯を出て視界が開けました

ここまでくるといつも「行者小屋まであともう少し」という認識をします

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台風の雨が川と化したのでしょうか、結構削られています

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左はロープが張られ進入禁止です

行者小屋は右方面に行きます

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9:10 小屋に到着しました。ガスっています

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テントはありません。自分が第一号のようです

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テントを設置して荷物を整えている間に小一時間が過ぎました。サブザックで赤岳に向かいます

 

赤岳方面と阿弥陀岳方面の分岐

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景色皆無の中、文三郎尾根を登ります

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赤岳と中岳・阿弥陀岳分岐です。しんどいです

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クサリ場に到着。最後の直登です

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見た目ほど険しくはないと思います。下るほうがこわいでしょうか

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時折青空も見え、ややテンションが上がります

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10:55 赤岳登頂

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山頂の様子

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山頂には5、6名の登山者がいました

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休憩しながら景色を見るために粘りますが、一瞬晴れる程度で基本的にはガスガスです

諦めて横岳を目指します

赤岳頂上山荘からの下り、写真ではわかりにくいですが急坂です

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赤岳天望荘が見えてきました

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だそうです。赤岳天望荘に張ってありました

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地蔵の頭(地蔵尾根分岐)を過ぎ、稜線を歩きますが、アップダウンがあります

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やや雲が晴れてきました

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三叉峰分岐

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横岳手前で赤岳方面を振り返ると富士山が見えました!

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12:30 横岳到着ですが、ガスってました。証拠写真だけ撮って硫黄岳に向かいます

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クサリ場のトラバース

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高度感が伝わりますでしょうか

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硫黄岳が見えてきました

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硫黄岳の上りです。ケルンが誘導してくれます

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13:10 硫黄岳着 さっきは晴れていたのに…

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爆裂火口の様子

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もぐもぐタイムしているとガスが晴れてきました

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赤岳(真ん中のとんがった山)がよく見えました

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歩いてきた稜線

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晴れたので写真を撮りまくりましたが、いつまでもここに居るわけにもいかず、下山を始めます

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振り返り、硫黄岳

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赤岩の頭 オーレン小屋への分岐

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本日、南八ヶ岳の見納めです

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赤岳鉱泉への下山道は北八ヶ岳に劣らずコケがきれいでした

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ショウゴ沢まで降りてきました

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14:35 赤岳鉱泉が見えました

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しぶい標識です

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15:00 行者小屋に戻ってきました。いくつかテントが張られていました

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16:40 夕日に照らされてきれいでした

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行者小屋は閉鎖していましたが、赤岳鉱泉は営業していましたので、行者小屋に来た赤岳鉱泉スタッフからテン場代1,000円をきっちり取られました。

 

2日目 5:10 テント内が結露しており寒いです。小屋に備え付けの温度計をみると-4℃でした

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外に登山靴を置いていたら間違いなく凍っていたでしょうが、靴をビニール袋に入れて寝袋内に入れていたので凍らずに済みました

それにしても、満天なのでご来光が拝めるのは確実ですが、寒くて寝袋から出られません

意を決してご来光を見に赤岳に向かう決心をしましたが、予定より30分遅れてのスタートでした

 

昨日とは違い、視界良好です

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かなり明るくなってきましたが、このペースでは赤岳山頂からのご来光は絶望的なので、山頂ではなくて日の出が拝める場所を探しました

文三郎尾根からキレット小屋方面の登山道に向かうと、富士山が見えました

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でも日が昇り始める瞬間を見ることはできませんでした

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権現岳とその奥は南アルプス

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やはり富士山は良いものです

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一応目的は果たしたので、行者小屋に戻ろうかと思いましたが、せっかくここまで来たので一応赤岳山頂まで行くことにしました

6:40 登頂

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山頂には5名ほどがいました。さぞご来光が美しかったことでしょう

山頂は風が強かったですが、体が持っていかれるほどではありませんでした

 

影富士ならぬ影赤岳、奥には北アルプス

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北八ヶ岳までよく見えました

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さて、そろそろ下ります。

赤岳には何回か来ていますが文三郎尾根を下るのは初めてでしたので、やや緊張しました

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前日・本日ともに、11月にしては気温が高かった方なので、登山道での凍結個所は無く、軽アイゼンは不要でしたが、本日の朝は植物が凍っていました

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行者小屋に戻ってから朝食を摂り、テントをたたんで下山しました

赤岳山荘の駐車場に着いたのは10:30でしたが、この日はほぼ満車でした

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クルマに乗り、美濃戸口まで徐行運転しましたが、やはり底を4、5回擦りました

もうこのクルマでは美濃戸(赤岳山荘)まで行くまい、と心に決めた瞬間でした