千葉県の山(南房総)
主観ですが、首都圏の山ラーにとって千葉県の山は検討対象外かと思います。
東京都には奥多摩や高尾、埼玉県は奥武蔵や秩父、神奈川県は丹沢などの山域がありますので。
千葉県民もそれらの山域に行くこともあるでしょうし、少し足を伸ばして山梨や群馬、栃木などの山域にも行くでしょう。
地元民や特別の理由がなければ千葉県の山を進んで選択することはあまりないのではないでしょうか。少なくとも当方が今回千葉県の山に行くまでは「千葉県に(がっつりな)山はない」と思っていました。
そういう評価は決して自分だけではないはずと思いつつも、あえて今回は千葉県の山をアピールしたいと思います。
スギ花粉全盛のころ、山トモとクルマで千葉県南房総の御殿山・大日山に行きました。
因みに最初に言っておくと、これから登る御殿山の標高は363m、さらに奥の大日山は333mであり低山です。
なお詳しい山行記録は述べませんのであらかじめご了承ください。
登山口には20台ほど車が停められます。正面の建物はトイレです。すぐそこにバス停もありました。
登山口~御殿山~大日山~御殿山~登山口は往復で3時間ほどのコンパクトさです。
ところが結構勾配がきついです。しかもそれを複数回繰り返します。
その勾配に対し率直に「いやらしい」と思いました。
とにかく登りはじめから結構登るし結構下るのでえげつないのです。
序盤から筋力・体力を消耗します。
御殿山山頂の視界は悪いですが大日山は良いです。
大日山山頂に杉がありました。写真を見るだけでムズムズします。
さて山頂のレポートはともかく総評に移ります。
数時間で登った感を味わえる山でした。しかも低山なのに景観がそこそこ良いのであまり退屈しません。そんな山でした。
さて、そこで疑問がわくと思うのですが、そのような山なら別に千葉でなくても有るよね、というものです。
またはせっかく登りたいのに3時間で登山が終わるなんて…とか
ここからが千葉県南房総の山アピールになりますが、まず南房総の山を「登山しに行く」ではなく「登山+観光」という認識に切り替えると「それなら行ってみてもいいかな」となるのではないでしょうか。
南房総の観光名所はWebで各自検索願いたいのですが、ここで一番言いたいのは「登山した後に地魚の海鮮丼を食せる」ということです。
例えば道の駅富楽里とみやまでは海鮮丼を食せます。
これは奥多摩にも秩父にもおそらくできないことかと(丹沢や箱根はがんばって小田原など西湘方面に行けば食べれますかね…)
そう考えると千葉県南房総の山も選択肢になるのではないでしょうか
ちなみに、今回登山後に食したのは勝浦タンタンメンでした。