2017年の山行振り返り
このブログでは趣味である登山の記録を中心にしていこうと思っています。
日記のような主観性を盛り込みつつも客観性を忘れず、これから登山をしよう、または登山に行こうとする人の参考になれば幸いです。
さて、先日奥多摩の本仁田山と川苔山に行ってきたので、その記録を記したいところですが、今回初めての記事になりますので、ここでは昨年の登山レビューをすることとし、奥多摩山行は次回に譲ることします。
昨年登った山は丹沢の畦が丸、奥多摩の鷹ノ巣山、同じく奥多摩の大岳山、秩父七峰ハイキング、北アルプスの蝶ヶ岳、南八ヶ岳の赤岳・阿弥陀岳、北八ヶ岳の北横岳・茶臼山、富士山、北アルプスの涸沢、天子山地(富士山の西側)の毛無山と身延山、奥武蔵の伊豆ヶ岳でした。
すべてレビューするのもアレですので、ここでは秩父七峰ハイキング、蝶ヶ岳、赤岳・阿弥陀岳、涸沢に絞ろうと思います。
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秩父七峰ハイキング 4月
正式名称を「外秩父七峰縦走ハイキング大会」と言い、マラソンと同距離である42㌔完歩を目指す東武鉄道主催の大会です。
毎年実施されている大会ですが、今回初めて参加しました。
始発に乗ってもスタートに間に合うかどうか不安だったので、池袋に前泊してから現地に行きました。
このハイキングでは標高1000m未満の山々を歩きます。また42㌔の内、半分程度はアスファルトを歩くので、靴底が固い本格的な登山靴では少々辛いかもしれません。またスニーカーも靴底が柔らかすぎて山では辛いので、手の力で靴底がフニャッと曲がるぐらいの硬さの登山靴・トレッキングシューズがよいと思います。
6:30にスタートし17:30にゴールしましたが、最後は足を引きずって歩いていた記憶があります。天候に恵まれハイキングに集中できたにも関わらずその結果でしたので、42㌔は半端ではありませんでしたが、当大会では途中棄権も自由にできますので自分の脚力を試すいい機会でした。
ゴールデンウィークに残雪の北アルプスに行きました。雪化粧のモルゲンロート槍穂写真を撮ることが目的でした。
今回は上高地からではなく三股(アルプス山脈の東側)から入山しました。山の中腹からアイゼンを着用しましたが、その日は気温が高かったので融雪によりアイゼンの歯が雪に刺さらず、登るのに苦労しました。
10時ごろ登頂
蝶ヶ岳ヒュッテでテントの受付をし、日が暮れるまで槍穂を楽しみました。
2日目、なんとかモルゲンロートの槍穂撮影に成功しましたが、少し赤みが弱いか…
次の日の天気も崩れない予報でしたので、蝶ヶ岳に留まり次の日に期待することにしました。
翌日、やや雲が多いです。
前日よりはよいモルゲンでよかったです。
美濃戸口に車を置き、南沢-行者小屋-地蔵尾根-赤岳-阿弥陀岳-行者小屋-南沢-美濃戸口というルートでした。
↑行者小屋のテント場 →地蔵尾根
↓赤岳展望荘と赤岳
夏山の癒しです。花は詳しくありませんが右はコマクサです。
赤岳山頂
阿弥陀岳に向かいます。赤岳の下りは結構急こう配で慎重に下りました。
↓阿弥陀岳
阿弥陀岳の上りも結構急でした。そして阿弥陀岳山頂(バックは赤岳)です。
その後、行者小屋経由で下山するのですが、2000mあたりでアブの襲撃に会いました。常時10匹ほどのアブに囲まれ、タオルを振り回しながら美濃戸口まで行き、急いで車に乗り込みました。アブ退治すごく疲れました。夏の八ヶ岳は要注意です。
北アルプス 涸沢 10月
涸沢の紅葉は有名ですが、ついに行くことができました。
紅葉の見ごろがいつなのかをウェ〇ーニュースでチェックしていました。ウェ〇ーニュースでは10月7日ごろがピークと予想していましたのでそのスケジュールを組んでいましたが、そういえばと思い涸沢ヒュッテのWebsite、Facebookをみたらピークは9月30日~10月1日でした。今後は現場を信じることにします。
さて、朝6時に上高地に着きました。紅葉シーズンの上高地は大混雑です。
上高地バスターミナルから横尾まで2.5時間でしたが、いつもこの行程が結構ツライ…
横尾から橋を渡り涸沢に向かいますが、高度を上げていくと紅葉感が出てきました。
横尾から登ること3時間半、ついに涸沢に着きました。
紅葉のピークを1週間過ぎているとはいえ、すごい景色と人でした。それにしてもゴロ石の上にテントを張るのは初めてでした。結果、テントの床にパリッと大きな穴が開いてしまいました。
涸沢の夜も素晴らしかったです。
翌日も天気に恵まれました。
奥穂高岳に登ります。→はザイテングラートの取り付き部分
↑は穂高岳山荘
↓では槍ケ岳がよく見えました。
↑ジャンダルム
↓奥穂山頂 祠が新しくなっていました
山頂はかなり寒かったですが、頑張って景色を楽しみました。
その後、涸沢カールに戻りましたがガスってきて今まで以上の景色は見れませんでした。でも涸沢の秋は期待を裏切りませんでした。
そんな感じの2017年登山でした。2018年も頑張っていきたいと思います。