【7月 大自然の大雪山】銀泉台からのトムラウシ山 3泊4日ピストン 復路
3泊目 7/4(火)
朝4時半 すでに辺りは明るいですがガスっています。
なのでトムラウシ山頂には登りませんでした。
昨日忠別岳避難小屋からパーティを組んだ青年は十勝岳方面に縦走するということで南沼キャンプ指定地で別れ、こちらは白雲岳避難小屋に戻ることにします。
クマは木道から茂みに入り視界から見えなくなりました。しばらく様子を見てホイッスルを吹きながらゆっくりと近づき、そしてスタコラと通り抜けました。
4日目 7/5(水)
2023年7月初めの大雪山は、まだ避難小屋が満室になるほど登山者はおらず、縦走中にすれ違う人は10人もおらず快適な登山ができました。
日本一広い山と言われる大雪山でクマと遭遇することの確率もさることながら、クマ鈴をつけていればクマから逃げていくというクマ鈴神話は大雪山では通用せず、クマを見つけたときは脳内でドラクエⅢの戦闘曲(古い…)が流れるほどの遭遇感かつ緊張感を抱き、一方クマはそんな人間なぞ意に介さずのっしのっしとマイペースに歩いていました。
ということで、高山植物天国を歩き、エゾユキウサギやヒグマ、写真は撮れませんでしたがキタキツネもシマリスも見ましたし、ゼブラ・トムラウシをはじめ大雪山の壮大な大自然を濃厚に体験し、とても充実した山行となりました。
天気予報と異なる天気に翻弄されたりもしましたが、大雨に降られることもなく強風・雷にも見舞われず、やっぱり行ってよかった7月の北海道!
そんな感想を残して終えたいと思います。
往路のログにつきましてはこちらを参照ください。
【7月 花の大雪山】銀泉台からのトムラウシ山 3泊4日ピストン 往路
1泊目 7/2(日)
朝5時の銀泉台駐車場は8割がた埋まっていました。
日曜ですし、土日1泊登山者もいるでしょうからこんなものでしょう。
ガスっている中登山届を記入し登山開始です。
因みにここの登山届は下山日時も入力できる様式となっており、ここから登りここに下山する登山者は下山日時を記入するようです。
銀泉台は層雲峡ビジターセンターから車で35分、層雲峡オートキャンプ場から45分という場所にあります。自分は層雲峡オートキャンプ場に前泊しました。
銀泉台に向かう途中、未舗装路がありますが悪路という感じではありませんでした。
写真はありませんが、いくつか雪渓を登りました。
軽アイゼンは装着せず、ツボ足で登れました。
2泊目 7/3(月)
5:00 外は霧雨です。
当初の予定ではこの日はトムラウシまで行ってからヒサゴ沼避難小屋に戻ることにしていましたが、天気が読めませんので、とりあえずヒサゴ沼まで行ってからトムラウシ(南沼キャンプ指定地)に行くかどうか判断することにしました。
地図のコースタイムでは忠別岳避難小屋から南沼キャンプ指定地まで5時間半あまり。レイン装備をして7時ごろ小屋を出発しました。
12時半ごろに南沼キャンプ指定地につきました。
ガスは晴れつつありますので、テントを張ってから山頂を目指します。
南沼キャンプ指定地の水場は雪解け水のおかげで豊富でした。
7月は日が長く19時ごろまで明るいので、煮沸消毒して飲料水を1リットルほど確保しつつ、同行した青年と山談義しながらのんびり夕食を摂り、やがて日が暮れていました。
3度目にしてトムラウシのリベンジが果たせてよかったです。
【北海道 百名山】銀泉台~トムラウシ山ピストン_プロローグ
「晴れた日に登頂しないと登ったことにならないんですか?」
同僚達とランチしていたときの一コマ
2023年連続休暇の話になり、梅雨がなく北海道登山適期の7月にトムラウシに行くこと、過去に2回トムラウシに行くも、いずれも天気不良の憂き目にあい、3度目の正直で今回トライする、なんてことを言いました。
すると、登山に全く興味のない同僚が言いました。
「晴れた日に登頂しないと登ったことにならないんですか?」と。
いやいやいやいやいや
1回目は十勝岳温泉からトムラウシ温泉縦走(2013年)
2回目は旭岳登山口からトムラウシ温泉縦走(2019年)
2回行ってますが何か?と猛反論しようと思いましたが、ふと思いました。
ではなぜ今回トムラウシを目指すのか、他に北海道で未踏の山があるにも関わらず。
あぁ、そうか、トムラウシという名山の山頂からの大展望を見ないと自分の中で登ったことにならないのか、とそのとき思いました(まあ、一言でいうと「リベンジ登山」になりますが…)。
ちなみに、そのランチで同僚は「北海道に行って観光しないのー?意味フメー、ワタシムリ―」などとディスられました。
ということで、今度こそ「登頂」しに3度目のトムラウシに登ってきました。
詳しいレポートは後日させていただきます。
【日光 日本二百名山】霧降高原~女峰山(+帝釈山)ピストン 2023年6月17日
梅雨の晴れ間。
日差し強くも風さわやかで、雲なく視界良好、終始暑くなく寒くなく、半袖のままで適温でしたが、コバエなどの虫が多く肌の露出は抑えた方がよさそう、そんな登山でした。
さて、午前7時前に霧降高原駐車場に着きましたが、レストハウス前の駐車場(P1、P2)は満車でした。
なので大きい駐車場(P3)に車を停めました。
霧降高原キスゲ平園地のHPでは「登山客等の長時間利用者はP3駐車場をお使い下さい。」とありました。
危うく観光客の邪魔をするところでした。
そして14:20、無事下山できました。
計7時間20分の登山でしたが、ロープ場・クサリ場あり、ガレ場あり、やせ尾根ありとなかなか手ごたえのある登山でした。
日光ファミリー最後の山が女峰山でした。
ちなみに男体山は志津乗越ピストン
太郎山は山王峠ピストン
大真名子山・小真名子山は志津乗越-富士見峠-馬立の周回
これにて日光ファミリーはコンプリートですが、男体山には二荒山神社から、女峰山も日光東照宮から登ってみたいです。
今回のコースタイム
7:00 霧降高原駐車場
↓(70分)
8:10 赤薙山
↓(70分)
9:20 一里ヶ曽根
↓(60分)
10:20 女峰山
↓(30分)
10:50~11:00 帝釈山
↓(30分)
11:30 女峰山
↓(110分)
13:20 赤薙山
↓(60分)
14:20 霧降高原駐車場
計7時間20分
【福島 百名山】白いダケカンバの磐梯山 猪苗代登山口ピストン 2023年GW
5月1日 5時
猪苗代登山口のある猪苗代スキー場の駐車場に着きました。
駐車場にはRVパークに2台、その他1台の車が停まっていました。
気温はおそらく10℃を下回っていて寒さを感じます。
腹ごしらえをしたところで、会津市内の銭湯で汗を流し、スーパーで食材を購入し、猪苗代湖畔の無料キャンプ場に行きました。
湖をぼーっと眺めながらビールを流し込み、登山の疲れを癒したのでした。
ということで、今回のコースタイムは以下の通りです。
5:20 猪苗代登山口
↓(1時間)
6:20 天の庭
↓(20分)
6:40-6:50 赤埴山(あかはにやま)
↓(1時間)
7:50 岡部小屋・弘法清水小屋
↓(30分)
8:20-8:40 磐梯山
↓(20分)
9:00 岡部小屋・弘法清水小屋
↓(1時間10分)
10:10 天の庭
↓(40分)
10:50 猪苗代登山口
計 5時間30分(ヤマレコ標準コースタイム 6時間30分)
◆参考:3日後の西吾妻山山行記録
【福島 百名山】西吾妻山登山 デコ平口ピストン 2023年GW
5月4日
グランデコ第2駐車場には1台のクルマが停まっていました。
自分もここから登山を開始する予定でしたが、登山地図でのデコ平口の存在を思い出し、ひとまず行ってみようと思い至りクルマを先に進めます。
6時間10分の山行でしたが、6時間とは思えないほどがっつり感があり、かなり満足度の高い登山となりました(個人の感想です)。
しかし、すれ違った人が計6人ということで、こちらとしては静かな登山ができましたが、ゴールデンウィークの晴れの日の百名山にもかかわらず出会った人が6人ということは、あまり人気がないのでしょうか。
事前リサーチで樹林帯のルートファインディングが難しいという情報は得ておりやや不安でしたが、全くその情報通りでした。なんとか大迷いせずに済んでよかったです。
最後に今回のコースタイムは以下の通りでした。
6:00 デコ平口
↓(30分)
6:30 グランデコスノーリゾート施設
↓(1時間40分)
8:10-8:20 西大巓(にしだいてん)
↓(40分)
9:00 西吾妻山
↓(30分)
9:30-9:50 吾妻神社
↓(1時間50分)
11:40 グランデコスノーリゾート施設
↓(30分)
12:10 デコ平口
計 6時間10分(ヤマレコ標準コースタイムと同じ)
【山形県 出羽三山参拝】羽黒山+月山-湯殿山ピストン_2022年9月28日~29日
百名山ハンターたるもの、月山に登ったことはありますが、パッケージとして出羽三山に参拝したことがなかったので、今回は2日かけて巡礼することにしました。
出羽三山について簡単に紹介しますと、月山(1,984m)を主峰とし、北の羽黒山(414m)、西の湯殿山(1,500m)を総称して「出羽三山」と言います。
三山巡りは「生まれかわりの旅」といわれ、羽黒山は「現世」の、月山は「前世」の、湯殿山は「来世」の、それぞれの幸福を願う旅となります。
巡礼の順番としては、まず現世の羽黒山に行ってから月山→湯殿山になるそうなので、その順番通り参拝してきました。
DAY1 羽黒山
駐車場には16時ごろ到着しました。
日が暮れるまでに参拝して戻ってきたいので急いで出発します。
DAY2 月山八合目~月山~湯殿山ピストン
湯殿山神社は写真撮影禁止ですし、語るなかれ聞くなかれという厳粛な場所ですので、多くを語ることはしませんが、裸足で神社をお参りするというなかなか貴重な経験ができました。
さて、これから月山に戻らなければなりません。
出羽三山参拝はこれにてコンプリートです。
今回は月山8合目から月山まで500m登り、月山から湯殿山神社まで900m下り、月山まで900m登り返し、八合目まで500m下るという、前半が下り基調、後半が登り基調という変則的な登山でした。
後半が登り基調であることは精神的ダメージが大きくかなりきつかったですが、登山と神社参拝の両方を行うことができ、しかも北アルプスの雰囲気を堪能できましたので、なんか得した山行となりました。
今回の山旅を振り返りますと、
前々から思っていることですが、一般的に連日の日帰り登山は連泊縦走登山より辛いと感じます。
でもなぜか達成感は後者のほうが高いのですが。
ということで、2022年の山旅遠征はこれにて終了となります。
下記リンクはご参考まで。